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SKE48・大場美奈、前座のステージでの“急な罪悪感”を明かす

2020/10/05 13:30

斉藤真木子
斉藤真木子(C)2020 Zest,Inc.


斉藤:「RESET」公演は、前日に(「RESET」公演をベースにした)「0start」公演があったってことが私たちの中で一番大きくて。そういうところでもっと自分たちのパフォーマンスだったり、気持ちは乗せようねって話をみんなでしました。

あと、今回は山内鈴蘭ちゃんがAKBのときに「RESET」公演をやっていたという経験もあって、SKEとしては今回初めてなんですけど、私たちが知らなかった振り付けの意図を詳しく教えてくれたりして。

当時も振り付けの先生は来てくださっていたんですけど、振りのVTRを見て、自分たちで読み取ってパフォーマンスしていたので、それが5、6年たってまたアップデートされたような感じがしましたね。

チームSのメンバーが多かったってことはもちろんあるんですけど、若いメンバーが多くて、フレッシュで勢いがあったので、前に立っていて後ろからひしひしと感じるパワーみたいなものがすごくて、私がやった3公演の中で一番疲労感もあってしんどいときのはずなのに、一番沸きました。楽しかったです。

江籠:「RESET」公演は私がチームSに昇格して初めての公演だったんですよ。中学生の時にやっていた公演で、チームKIIになってから「0start」公演で同じ楽曲をやっていたりはしたんですけど、今回は当時お姉さんたちと一緒にやっていた「明日のためにキスを」を、ポジションも変わらず本当に久しぶりにやらせてもらいました。

やっと自分が曲に合う年齢になったなって思いつつ、周りはもう若い子たちばかりだったので、時の流れを感じながらやらせてもらったんですけど(笑)。

さっき真木子さんが言っていたみたいに、後輩の頑張りを後ろに感じながら、横にいる真木子さんには「やってやるぜ!」って思いながら(笑)、真木子さんと「RESET」公演をやるのは久しぶりでしたけど、“私、こんなにできるんだぞ”っていうところを見せられたかなって思います。

――先ほど後輩との仲が深まったというお話がありましたが、何か具体的なエピソードがありましたらお願いします。

大場:私は「僕の太陽」公演に出ていた9期生の4人(入内嶋涼、川嶋美晴、中坂美祐、藤本冬香)ですね。9期生でも“カミングフレーバー”に入ってる子とかは、お仕事で会うこととかもあるんですけど、中坂ちゃんとか研究生の子たちって劇場公演のお仕事がメインなので、なかなか接することがなかったんです。

みんなそれぞれVTRを見て“振り起こし”をして、レッスンで先生に聞けるときまで待っていたりするんですけど、レッスン場で見かけてきっと困ってるだろうなって思ったんで、ちょっと話し掛けてみたんですよね。

そうしたら、それを機にいろいろと聞いてきてくれるようになって、コミュニケーションも取れるようになりました。

今日の公演が終わった後も、緊張が解けてすっきりしたのか「楽しかったです」ってめっちゃ言ってくれたし、今までは「ニックネームが近くて」とか話したいこともあったけど、遠かったっていうことを聞いて。

斉藤:“みはるん”だ(笑)。(※大場のニックネームが“みなるん”で、川島が“みはるん”)

大場:やっぱり後輩は後輩で思ってくれていることがあるけど、それって後輩からは言いづらいし、私たちもそう思っているのが分からないから聞くこともできないので、本当に今回は思ってくれていたこととかを知ることができてうれしかったです。

斉藤:私は「会いたかった」公演に出てくれた、9期研究生はもちろんなんですけど、10期研究生ですね。

(静岡・)エコパアリーナでのお披露目以降、10期研究生の活動って私たちが普通に活動してきたことが、コロナの影響でなかなかできなかった期間があったので、そのブランクが彼女たちをいい意味で追い込んだなっていうのはありました。

だからこそ、ずっと怯えられていたって言ったらあれですけど(笑)、遠い存在だと思われていたところもあったんです。けど、距離感を保ちつつ、どうやってみんなを引っ張っていけるか、それはそれで私は必要だなって思っていて。

みんな口をそろえて「将来この公演をやって良かったって思いたい」とか「ファンの皆さんになかなか会えないから、できるところを見せたい」って言ってたんです。それを一緒にかなえられるように私たちも頑張ろうって思いましたね。

だから別に連絡先を交換したわけでも、毎回一緒に写真を撮っていたわけでもないけど、心の距離が二歩三歩くらいは近付いたなっていうのは思います。

江籠:私もやっぱり研究生の子たちですかね。最近は今まで通りの公演ができない状況なので、一緒にステージに立つ機会がなかったので、レッスンの時からちゃんと向き合うことができたのがすごく大きかったと思っています。

2人も言っていたみたいに、心の距離が縮まって話し掛けてくれるようになったというか、「先輩だし、話し掛けていいのかな?」って思われていたのが、気さくに声を掛けてくれるようになったのがすごくうれしかったし、今回一緒に出ていない公演をモニターとかで見ていても、親目線で見ちゃうみたいなことがあったり。

レッスン中に間違えて「先生!」って呼ばれたり(笑)、そういう仲になれたことがうれしかったですね。

江籠裕奈
江籠裕奈(C)2020 Zest,Inc.

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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