――今回のアルバムにはいろいろなタイプの曲が収録されていますが、ひなさんも参加されているユニット曲「Erasor」の聴きどころは?
“変わる”ことを歌っている曲です。私は変わることが怖くて、ずっと変わらずに生きてきたんですけど、こういう考え方もあるんだなって気付かされました。
「本当はわかっているの」っていう詞に対しては分かっているんだけど変わりたくないと思っている自分がいたりして。そういう意味では、ただ明るい曲よりも感情が入れやすくてライブでも歌いやすいなと思いました。
――歌う時に工夫した点は?
私が歌っている1サビと最後の5サビは歌詞がほぼ一緒なんですけど、違う雰囲気で歌うことを意識しています。
1サビでは気持ちを出し切らないというか、まだ変わるか変わらないかを迷っている中で歌っていて、5サビでは全部をさらけだすような感じ。その変化をちゃんと表現できるように歌っています。
――アルバム全体のおすすめポイントは?
今回のアルバムは前回と全然違うものになっています。1曲目は羽島めいのソロ曲。
メンバーの中でソロ曲を出すのは初めてだしラップなので、最初に驚いていただいて、音源化されたユニット曲など1曲1曲をちゃんと感じて楽しんでほしいです。
――今回はメンバーが全収録曲の作詞を担当していますね。
私は、いつも誰が詞を書いたのかっていうことを意識せずに歌っているんです。
でも、メンバーが書いているから私のことを分かってくれているんだろうなと。
ここはひながいいだろうなって考えながら歌割をしてくれていると思うので私らしく歌えばいいのかなって。ずっとひなのことを見てきてくれているから安心できるし、信用しています。
――ひなさんが思う“理想のアイドル”像は?
う~ん、何だろう。誰でも知っていて、誰が聴いても分かる曲を歌っている、アイドルといえばこの人って思われるような存在。
私には目標にしている人や憧れている人がいないんですけど、みんなから憧れられたり同世代の女の子とかにもまねをしてみたいって言われるような人になりたいなって思っています。
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