元極道の男が愛する家族のために専業主夫道を突き進む同名コミックスをドラマ化した仁義なきヒューマンコメディー「極主夫道」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)が、10月11日(日)よりスタート。伝説の極道・不死身の龍を演じる玉木宏、龍の妻・美久を演じる川口春奈、龍をアニキと慕う雅を演じる志尊淳にインタビューを実施。
玉木:この話をいただいて、最初に感じたのはすごいところに手を付けたなということ(笑)。原作は短いストーリーが続いていくものだから、どうやって連続ドラマにしていくのか、かなり興味がありました。
川口:私もです! 原作がとにかく笑えてほっこりできるすごくすてきな作品なだけに、どうなるの?と思いました。出来上がった脚本を読んだとき、想像以上のものになっていてすごく撮影が楽しみになりました。そしてそれに関われることがうれしかったです。
志尊:僕もドラマとしてのオリジナルをどう入れ込むのかすごく興味があって…。台本を読んだら、原作の良さはもちろん、より広がったドラマになってすごく面白かったです。
玉木:うまい具合に原作の持っている世界を広げてくれたなと感じました。きっと家族そろって楽しめる作品になっていると思います。
コメディーだと意識せずに演じたい
専業主夫として完璧に家事をこなす龍。家事はからっきしダメなキャリアウーマンの美久。そしてそんな龍を今でも慕う極道の雅。龍を取り囲む人間関係が面白みを生んでいく。取材はクランクイン前だったが、一同は早くも撮影を楽しみにしている様子。
玉木:龍はある意味バカ正直というか、真っすぐでストレートに生きている人物。毎回美久にラリアットされたりしますが、コメディーということはあまり意識せず真っすぐに演じていけたら。そうすることで自然と笑いが生まれてくると思います。
川口:私もコメディーということはあまり意識していないかも。美久も周りから見ると少しずれているのかもしれませんが何事にも一生懸命で。その一生懸命さが笑える要素になっているのだと思います。龍をはじめいろんなキャラクターと絡んで笑いが起きていけばいいですね。
志尊:演技をすることで生まれてくる面白みがあるのかな?と今からすごく楽しみにしています! コメディーだから頑張るというのではなく、一生懸命役と向き合って一つずつ楽しみながら丁寧に演じていけば、次第に大きな笑いにつながっていくのではと思っています。笑いとともにハートフルな感情を伝えたいです。
玉木:やっぱり志尊くんはしっかりしているし柔軟性があるね。そして川口さんは以前共演したときも感じたけど、瞬発力があって…。このメンバーだからこそできる芝居があると思う。現場で楽しみながら面白い作品を作っていきたいです。