石原さとみ「涙は流すほど心が豊かになる」結婚発表後初めての公の場
悔し泣きの思い出については「悔し泣きって、我慢した限界の先にあるもの。以前、アフリカに行った時に無力感や情けなさを感じたことがあって、自分の人間力のなさに飛行機の中でずっと涙が出ていました。あの経験のおかげで知らないことがたくさんあることを知るきっかけになって、そこからの生き方が変わりました」と人生観に変化があったことを打ち明けた。
そんな石原は、涙が人にもたらす影響について「ネガティブなことだったら、涙を流すことで心の病気にならないように表に出すことはすごく大事なことだと思うし、うれしいことだったら、粒がボロボロ出なくても胸が熱くなる経験というのは、あればあるほど心が豊かになる感じがしますね」と持論を展開。
そこには、アフリカの経験が生かされているようで「10代の頃は泣いている自分を客観視していて、こういう時に泣けるんだと思っている自分がいました。それが30歳を超えてからアフリカに行ったことがきっかけで、客観視せずに主観的に泣くことができるようになって、流そうと思って流す涙よりも流れてくる涙のほうが多くなってきています。素直さみたいな部分が年齢を重ねていくたびに増えている気がするので、涙を流している自分が嫌いじゃないですね」と胸のうちを明かした。
そのほか、イベントでは「涙」に関するクイズや涙の状態をチェックする「10 秒まばたきチャレンジ」なども行われ、挑戦した石原が時折笑顔を見せるなど、終始和やかな雰囲気に。
最後に「自分自身が使ってみてよかったと思える商品でおすすめです」と「ヒアレインS」を笑顔でアピールした。
取材・文・撮影=永田正雄