武田鉄矢「美空ひばりさんは息が詰まるほどのオーラ」昭和の魅力語る番組、放送300回へ
武田鉄矢と須黒清華アナウンサーが、10月13日に行われた「武田鉄矢の昭和は輝いていた 放送300回記念取材会」に出席した。
激動の時代・昭和を象徴する人物、モノ、出来事などにスポットを当て、その魅力を再発見する同番組。10月23日(金)放送の300回記念スペシャルでは、「昭和歌謡の幕開け」と題して、戦前(昭和元年~昭和19年)の名曲の数々を紹介する。
武田は、“昭和の歌姫”美空ひばりとのエピソードに触れ、「美空ひばりさんはオーラがすごくて、息が詰まるほどでした。昭和のスター独特の圧力。楽屋で一緒にご飯を食べようと誘われたが、逃げ出して近くのラーメン屋で食事を済ませたことがありました(笑)」と振り返った。
そして小林旭、高倉健、長嶋茂雄、王貞治らの名もあげ、「芸能界に入り、自分が子供だった頃に“昭和を作っていた人たち”に出会った。番組を通して、その人たちの一番すてきな人生のエピソードを言い残していくのが、自分の使命のように感じています」と語った。
須黒アナは、「武田さんの台本には、いつも手書きのメモが何枚も貼り付けてあります。すでにたくさんの知識をお持ちなのに、必ず勉強して収録に臨まれる。武田さん流の考察を聞くのが毎回おもしろいです」と、7年半も番組が支持される理由の一つを明かした。
10月23日(金)夜7:00-8:54
BSテレ東