――今回のアルバムは、めいさんのソロラップ曲「Intro:Attitude」から始まります。作詞も担当されていますが、どんな思いが込められていますか?
アルバムの1曲目を務めさせていただいて、しかも神宿のメンバーとしては初めてのソロ曲。びっくりしたと同時にうれしかったです。
私にとってのソロ1作目なので自分の過去と今と未来を全部詰め込もうかなと。でも、神宿としての人生があまりにも濃過ぎて(笑)。1曲では思いがなかなか収まらなくて言葉選びに悩んだこともありました。
――“産みの苦しみ”を味わったんですね?
結構時間がかかりました。書いてはやり直しの繰り返し。ラッパーのTK da 黒ぶちさんと一緒に考えさせてもらったりして最終的に納得できる作品になりました。
――ずばり、聴きどころは?
結構ラップ感が強めの曲ということもあって、ヒップホップ系のラップ寄りな感じの歌い方を意識しました。“ラッパーめいりん”を楽しんでほしいですし、メンバーはもちろん、いつも私たちを支えてくれているファンの方たちを思って作った曲なのでたくさんの舁夫さん(神宿ファン)に聴いてもらえたらうれしいです。
――アルバム全体のおすすめポイントは?
8曲全部の作詞をメンバーが担当しているので、自分たちの意志みたいなものが今まで以上に表れている曲たちが多いです。それぞれの曲のストーリー性に対して私自身もそうですし、メンバーも歌い方を変えていたりして。ものすごく聴き応えがあるアルバムになっているんじゃないかなと思います。
――めいさんが思う“理想のアイドル”像は?
周りから憧れられるとか、みんなにとっての希望になるのが「アイドル」なのかなって思います。
今は、なかなか思うようにライブができない状況。それでも神宿は自分たちで出来る限りの対策をしながら全国を回っていますけど、ファンの方から「神宿がライブをしてくれるおかげで元気が出た」とか「会うことができて涙が出るぐらいうれしい」って本当に泣きながら話してくださる方たちの表情を見ていると、少しはみんなの希望になることができているのかなと。
ちゃんと「アイドル」をできているのか不安になることもありますけど、これからも皆さんに希望を与えられる存在になれるよう頑張りたいと思っています。
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