長濱ねるが初挑戦のスポーツドキュメンタリーでナレーターを担当「すごく熱くて心に来るものがありました」
10月17日(土)、カンテレではスポーツドキュメンタリー番組「三冠 奇跡に挑む者たち」(昼4:30-5:30)を放送。日本競馬界に“三冠”という体系ができて約80年。2020年はその歴史上初めて“三冠”と“牝馬三冠”が同年に達成されるという奇跡が起きようとしており、その奇跡に挑むサラブレッドとホースマンの知られざる闘いに迫っていく。
3歳馬のGIレース「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」を制する“三冠”と、3歳牝馬のGIレース「桜花賞」「オークス」「秋華賞」を制する“牝馬三冠”。この2つが同じ年に達成されたことは一度もない。
10月25日(日)の「菊花賞」で三冠に挑むのは、“日本近代競馬の結晶”とうたわれたディープインパクトを父に持つコントレイル。最強のDNAを宿す才能は、父以来となる史上3頭目の無敗での三冠制覇に挑戦。そんな偉業に挑む騎手25年目を迎えた福永祐一騎手と矢作芳人調教師をはじめとしたチームスタッフたちの日々に密着する。
一方、10月18日(日)の「秋華賞」で史上初となる無敗の牝馬三冠に挑むのはデアリングタクト。家族経営の小さな牧場に生まれ、0歳時のセリでは誰も買い手がつかない“日の当たらない”存在だった。それでも才能を信じ続け、奇跡の“シンデレラストーリー”を実現させた知られざるホースマンたちのドラマを伝える。
スポーツドキュメンタリー初挑戦の小籔千豊と長濱ねるが番組を語る
同番組のナビゲーターは小籔千豊、ナレーターは長濱ねるが務め、二人共スポーツドキュメンタリーは初挑戦。
収録後、小籔は開口一番「デアリングタクト応援したくなりました」と、苦労人らしく買い手がつかなかったデアリングタクトの才能を開花させたホースマンたちの苦労に思いをはせた。
一方、これまで競馬になじみのなかった長濱は「知らない世界だったので、こうやって知ることができて本当によかったと思います。馬と人の物語というのか、絆とか努力とか、それだけじゃない血統とか、競馬ならではの物語が見られました」と話した。
スポーツドキュメンタリーのナレーター初挑戦については、「ナレーターという仕事に興味があって楽しみにしてきたんですけど、やっぱり難しかったですね。普段聞いているナレーションの方と全然違って、イントネーションとか滑舌とか、それだけじゃなくてその映像をいかに人に伝えられるかなど、まだまだ未熟でしたが、レベルアップしてまた挑戦したいです」と謙虚に振り返った。