コウメ太夫「ルパンの娘」にノーメークで出演!深田恭子とのアクションシーンも
コウメ太夫コメント
――出演のオファーを聞いた際のお気持ちは?
最初はドッキリだと思いました(笑)。すごく有名な作品じゃないですか?そこにドラマに出たことのない自分が呼ばれるなんて、絶対にドッキリだと。その覚悟で収録現場に行ったら、深田恭子さんや渡部篤郎さんたちがちゃんといらっしゃったので、「これでドッキリはさすがにないだろうな?」「現実だったんだ!」と自覚したんです。
――お芝居のご経験は?
舞台は少しあります。あとは、映画に一度ぐらい出させてもらったぐらいです。
――バラエティー番組などにご出演されてらっしゃるので、撮影現場には慣れていらっしゃるかと。
全然違いますよ。コウメ太夫は15年以上やってますから、すでに作り上げていますので、キャラクターがもう体に染みついています。今回は別のキャラクターとして芝居を演じるんですから。幸い、監督が「ここはもう少しビビってください」とか、アクションシーンでは「もっと、ガッとせめてください」など、シーンごとに細かく指示を下さいました。僕はそれを忠実に出し切らないといけないと必死こいて演じました。もう“チックショー!”は封印ですよ。あっ、コウメ太夫として今後封印するわけではないですよ(笑)。
――今回演じられる寸尺詐欺師・御子柴はどのようなキャラクターですか?
強い者には弱い。弱い者には平気なようですが、どこかビビリな感じの男ですね。ただ、一人になるとだましたお金で優雅な生活をしているんですよ。マンションの上層階に住んで、酒を飲みながら街を見下ろして「オレはやったぜ」みたいな性格もある男です。
――実際に御子柴を演じられていかがでしたか?
深田さんにお会いした時は、あまりのキレイさに驚きました。そういう風に思わないように思わないようにと芝居に集中するようにしましたけど(笑)。でも、最初はすっごく緊張しました。舞台だと何度も練習してからですけど、ドラマだといきなり本番ぐらいの感じで、そこに深田さんがいらっしゃるんですから。もう、急に現れたので(笑)。これはもう、超集中しないと無理だと思いました。
また、深田さんとはアクションシーンもあったので余計に緊張感が増したんです。僕が演じる御子柴がゴルフクラブで華をぶん殴るんですけど、「深田さんに当てちゃったらシャレにならない!」と。恐ろしいシーンでした。格闘シーンには僕のちょっとしたダンスも入れてほしいと言うオファーでしたので、ほんの少しですけど軽くマイケル・ジャクソン風のステップもやりました。これは気持ちよかったです。まあ、その後、やられちゃうんですけど(笑)。
あと、渡部(篤郎)さんの本気の芝居を間近で見られたのも良かったです。本当にカッコ良いんですよ。芝居のアドバイスもいただけて…。家に帰ってからもビール飲みながら「やっぱ渋いわー」とかシミジミと思いました。小沢(真珠)さんもキレイでしたし。どんぐりさんは以前、少しお話しさせていただいたことがあったので、唯一、親しみを感じられて…。あとはもう、本当にドッキリみたいな感じですよ(笑)。
――最後にファンの皆さまにメッセージをお願いします。
本当に豪華なメンバーの中に、よくぞ招いていただき、お芝居させてくださったと思っています。ですので、僕がどんなことになっているのかを見ていただきたいです。僕としての見どころは、やはりアクションシーンですので…。今回の経験でいただいた役を演じることが楽しくなりました。また、機会をいただけたらドラマなどにも出させてもらいたいと思います。
毎週木曜夜10:00-10:54
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