小栗旬、星野源の“罪深さ”を断言「星野源ボイスは罪な声ですよね。源ボイス」
小栗「とても良いですね!」
声のことが話題になったところで、またまたタイトルにちなんで声診断が行われた。
音性心理学の専門家・中島由美子先生がチャートを使ってそれぞれの声の魅力を分析。まずは9月に行われた完成報告会の時の声を元に事前に分析した結果が発表された。
小栗の診断結果は「鋭い洞察力、観察力で全体を俯瞰で見ることができ、そのビジョンに基づき、より良い方向に変革していく能力も高い。監督やプロデューサー、作品をクリエートするポジションにも向いている」とのことで、それを聞いた小栗は「とても良いですね!」とご満悦だった。
星野は「自分という唯一の世界観を武器にコツコツ積み上げていくことができる性質を持っている。何げない日常から感性を拾い上げる豊かさ、本能を大切に生きることのできるバイタリティーを持っている」という結果を聞き、「へぇ、そうなんですね。予想外でした。自分の中では勘で生きてるタイプだと思ってたので」という反応を示した。
最後はチャートの波形をより広げることを意識して、映画の良さをアピール。
小栗は「愛があふれた監督が撮った、愛についての物語ですので、皆さん、僕たちの作った『罪の声』の愛を受け止めていただけたらと思います」と言い、色が薄かったマゼンダ(受容力・愛)を補うために“愛”を強調。
星野は「一年半以上前に撮影して、いつ完成するのかな?って思いながら、コロナ禍になって、公開できるのか?と不安な日々もありました。皆さんに見ていただける日が来て、本当にうれしく思います。見えます! 全国の劇場が満員になる姿が見えます! 私には右脳と想像力があります(笑)。ぜひ皆さん、劇場にもお越しください。そしていろんな人に感想を伝えてください」と、色が薄かったアクア(想像力・右脳)を補完するメッセージを伝え、会場を和ませた。
最新の診断結果は良好。「結構良いですね!」「だいぶ補いましたね(笑)」と二人とも笑顔で舞台あいさつを締めくくった。
映画「罪の声」は10月30日(金)全国東宝系にてロードショー。
取材・文・撮影=田中隆信
10月30日(金)、全国東宝系にてロードショー
<スタッフ>
原作:塩田武士「罪の声」(講談社文庫)
監督:土井裕泰 脚本:野木亜紀子
音楽:佐藤直紀
主題歌:Uru「振り子」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
制作:TBSスパークル/フィルムフェイス
配給:東宝
<キャスト>
出演:小栗旬、星野源、松重豊、古舘寛治、
宇野祥平、篠原ゆき子、原菜乃華、阿部亮平、
尾上寛之、川口覚、阿部純子、水澤紳吾、山口祥行、
堀内正美、木場勝己、橋本じゅん、桜木健一、
浅茅陽子、高田聖子、佐藤蛾次郎、佐川満男、
宮下順子、塩見三省、正司照枝、沼田爆、岡本麗、
若葉竜也、須藤理彩、市川実日子、火野正平、
宇崎竜童、梶芽衣子