アプガ(2)鍛治島彩、アプガ(仮)森咲樹からの手紙に「(仮)を超えるのが私たちの大きな目標、最高の恩返しになる」
8人組アイドルグループ・アップアップガールズ(2)が10月25日、東京・タワーレコード渋谷店にて“クワトロシングル”「どのみちハッピー!/雨に唄えば/愛について考えるよ/エンドロール」(発売中)の最終リリースイベントを開催。イベント後には、メンバーの高萩千夏(リーダー)、吉川茉優、鍛治島彩、中川千尋、佐々木ほのか、森永新菜、島崎友莉亜、新倉愛海が会見を行った。
4曲入り全曲A面シングルの今作は、1月に発売された「世界で一番かわいいアイドル/し・て・る・も・ん」以来、9カ月ぶりの新譜(通算9枚目)となる。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、これまでのCDリリリース時におけるプロモーション基盤のライブ~イベントに制限がかかる中、アプガ(2)は、タワーレコードが発信するアイドル専門レーベルT-Palette RecordsとWIZY(音楽専門クラウドファンディングサイト)によるクラウドファンディングにキックオフアーティストして参加。目標金額に達したため、このシングルが制作された。
ソーシャルディスタンス遵守のところ、入場できたラッキーなファンは50人。コールは依然として不可だが、その分、熱の入った手拍子が8人のパフォーマンスに溶け込んでゆく。
「OVERTURE(2)」に続いて登場したのは、「愛について考えるよ」。アプガ(2)の正統派アイドルぶり、中編成であることや身長のコントラストを生かしたダンスに、いきなり魅了される。
「感謝の気持ちを精いっぱい届けたい」というMCの後、青春感、疾走感あふれる「エンドロール」、ミュージック・ビデオも好評の「雨に唄えば」を続けた。
続くMCパートで、サプライズが起こった。彼女たちの姉貴分“アップアップガールズ(仮)”の一員である森咲樹から、(2)のメンバーに手紙が届いたのだ。
アプガ(仮)は今後、新体制に移行することとなり、森のほか古川小夏、佐保明梨、新井愛瞳が12月17日にZepp Tokyoで開催されるワンマン「アップアップガールズ(仮)FIVE SOUL FOREVER」をもってグループを卒業する。森からの手紙を、(2)リーダーの高萩が代読した。