<エール>奥野瑛太“智彦さん”の決断に感動の声 戦後の心の復興を描く第20週
10月27日(火)は第97回を放送する。
「長崎の鐘」を書き上げ、音楽への情熱を取り戻した裕一は、戦時中に出会った新聞記者の大倉(片桐 仁)からの依頼で「全国高等学校野球選手権大会」の曲作りに取り組むことに。そんなある日、裕一と鉄男(中村蒼)は藤丸(井上希美)に案内されて、久志(山崎育三郎)と再会する。
久志もまた、戦争で負った心の傷から立ち直ることができていない様子。第96回のラストでは、自暴自棄の生活を続ける久志の様子が映し出されていた。
第18週「戦場の歌」、第19週「鐘よ響け」で、すべてを奪っていった戦争と、そこから立ち直るための最初の一筋の光を描いた「エール」。第20週「栄冠は君に輝く」では、その一筋の光が傷ついた人々ひとりひとりの心を溶かしていく様子を描く。今も親しまれる名曲「栄冠は君に輝く」にまつわるエピソードも取り上げられる。