WOWOWがハイビジョン3チャンネル開局を迎える前夜の9月30日(金)の夜9時から、13時間無料放送で「開局前夜オールナイト無料放送 みんなで選ぶ!生涯ベストソング100」を放送することが決まった。番組は、視聴者から「あなたの生涯ベストソング」を募集し、番組内で“時代を飾った名曲”100選を紹介。さらに、WOWOWの20年間も振り返り、視聴者や著名人が選んだ「(WOWOWで)もう一度見たい番組」をリクエスト放送する。小林克也がメーンパーソナリティーを務め、MCのピースが小林を支える。また、冨永 愛、細川茂樹、藤本美貴ら多数の豪華ゲストたちが登場し、番組を盛り上げる。今回は、ピースの二人に“13時間の生放送のMC”という大役についての意気込みなどを聞いた。
――13時間生放送番組のMCを務めると聞いた感想は?
綾部祐二「驚きましたね。13時間というのもそうですし、そこに出させてもらえるというのもそうですね。まずは、驚きが大きかったですね」
又吉直樹「長いっすよね、13時間は(笑)」
――意気込みをお聞かせください!
綾部「生放送ですからね。“生放送ならではの楽しさ”みたいのもありますし。僕らは音楽はそこまで詳しくはないですから、そういうところ以外で、楽しませていけたらなと思っています」
又吉「13時間の間にちょっと成長している僕、オープニングとエンディングで変わっている僕を見てほしいですね(笑)」
――メーンパーソナリティーは小林克也さんですが
綾部「まだ一緒に仕事したことはなくて。印象は“ザ・音楽”っていうイメージですね。知らない曲はないんだろうなっていう」
――やっぱり、プレッシャーも…?
綾部「13時間もあれば、良い時も悪い時もあって…、全部は無理ですよね(笑)」
又吉「途中、無駄な『天狗(てんぐ)と河童(かっぱ)どっちが強い?』っていう話があるかもしれないんで(笑)。僕らの作業としては、できるだけそういう(無駄な)時間を減らすっていうところかな、と。トータルで『面白かった』となれば良いですね」
――二人の“生涯ベストソング”は何ですか?
綾部「僕はやっぱりね、classの『夏の日の1993』が一番ですね。高校1年生の時だったんですけど、女の子への思いがごちゃ混ぜになって詰まってて、その時にかかっていて。カラオケでは、じゃんけんで誰が歌うかって決めてたんですよね」
又吉「僕の№1は『リンダリンダ』とかね。(カラオケ行ったら)必ず誰かが入れてて、隣の部屋からも聴こえてきたら、『そろそろ締めにかかってんねやな』って思ったり。文化祭でも体育祭でも必ず流れて、歌ってましたからね。あと、上京して以来、聴き続けてきたくるりの『東京』っていう曲も。(番組で流れたら?)間違いなく、涙出てくるでしょね。さすがに」
――「もう一度見たい番組」も募集してますが、お二人の“もう一度見たい”はどんな番組ですか?
綾部「いっぱいありますけど、ひょうきん族とかかな。子供の時、“たけちゃんマン”とか“ブラックデビル”とか、そういうキャラクターとして見てたんですけど、(ビート)たけしさんしかり、(明石家)さんまさんとか、その当時見ていた方々と仕事をしているので、当時、どういうふうなお笑い作ってたんだって振り返れると思うんで」
又吉「ダウンタウンさんが、昔、深夜で大喜利やっていたの何やったっけ?『ダウンタウン汁』かな? それがめっちゃ面白かったんですよ。ダウンタウンさんと木村祐一さん、板尾創路さん、今田(耕司)さん、東野(幸治)さんとか、あの(ごっつええ感じの)メンバーでやってて、そこで初めて大喜利というものを知って、そこで『リーバイス501に似てる言葉を言え』っていうお題があって、木村さんが『リバーサイドハイツ202』って言うて、めっちゃ面白くて! 初めて大喜利を笑点以外の大喜利を目の当たりにした瞬間やったですけど、もう一度見たいですね」
――最後に、見どころをお願いします。
綾部「13時間の中に、いろんな流れがあると思いますが、音楽番組は『面白かった』だけじゃだめだと思うんで、『良かったな』『あの番組いいな』という意見プラス、『面白かったなピース』って思ってもらえるようにしようと今の段階では思ってます」
又吉「せっかく小林克也さんとできますんで、13時間の中で小林さんも疲れてくる時間帯ってあると思うんです。疲れてきたなって思ったらちょっとカロリー高めの質問とかしようと思ってます。『ザ・ローリング・ストーンズとザ・ビートルズって具体的にいったらどう違うんですかね』みたいな『何が決定的に違うんですかね』とか(笑)」
綾部「『ロックの定義』って何なんですか? みたいな」
又吉「1時間ぐらいしゃべらなあかんようになってまう」
9月30日(金)夜9.00-翌朝10.00 WOWOWで放送