「はやぶさ―」全米公開決定に竹内結子「英語の勉強をしようかな」
映画「はやぶさ HAYABUSA」の初日舞台あいさつが10月1日、都内で行われ、竹内結子、西田敏行、髙嶋政宏、佐野史郎、鶴見辰吾と、堤幸彦監督、主題歌を手掛けたfumikaが登場した。
同作は、'10年6月に奇跡の帰還を果たした小惑星探査機“はやぶさ”の、7年間・60億㎞に及ぶ旅を支えたプロジェクトスタッフの奮闘を描く人間ドラマ。
宇宙科学研究所の研究生として働く水沢恵を演じた竹内は「この映画には“夢”や“希望”といった、人を動かす原動力になるエネルギーがいっぱい詰まっています。日本人であることを誇りに思える素敵な内容に仕上がっているので、最後まで楽しんでください」とあいさつ。本作の全米公開が決定したことについては「世界中に、はやぶさのすごさや日本人の底力を知ってもらえるとうれしいですね。私も海外版の字幕を見て、英語の勉強をしようかな」と喜んだ。
恵の上司で、研究所の対外協力室室長・的場泰弘を演じた西田は「皆さん、はやぶさの偉業はニュースなどでご存知だと思いますが、1人の俳優として、この快挙を映画化できることを本当にうれしく思います。きょう来てくださったお客さんは良い人ばかりですね。きっとそのうち良いことがありますよ、根拠はないけど(笑)」と、ジョークで客席を笑わせた。
堤監督は「“科学”というモノが苦手で、この作品のお話をいただいたときも、本当に自分に演出できるのか、すごく不安だったんです。でも、登場人物のモデルになった方たちにお会いして、その人柄に触れたことで『是非、監督したい!』と思うようになりました」と意外な裏話を明かした。
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