有頂天の三谷幸喜に佐藤浩市がブチ切れる!?
10月29日(土)に監督5作品目となる映画「ステキな金縛り」の公開を控える三谷幸喜監督の生誕50周年を記念した、「三谷幸喜生誕50周年記念大感謝映画祭」と題したイベントが都内で開催され、本作のほか、三谷が手掛けた「ザ・マジックアワー」('08年)と「THE有頂天ホテル」('05年)が上映された。
会場には三谷監督と、最新作に出演した深津絵里、西田敏行をはじめ妻夫木聡、佐藤浩市、役所広司、伊東四朗、TKOの木下隆行、竹内結子、小日向文世、綾瀬はるか、伊吹吾郎、山本亘、近藤芳正、浅野和之ら総勢15名の豪華俳優陣が顔をそろえ、イベントの主役(?)の三谷に対し、キャストたちがキツいコメントをお見舞した。上映された3作品すべてに出演している佐藤は「生誕50周年!? 勘違いするなよ、三谷幸喜、小さくまとまるなよ、三谷幸喜!」と会場内の笑いを誘った。今回、三谷作品に初参加となった竹内も「どこの首相の就任式なんだ?と思いました」と、いささか仰々しいイベントに笑顔でツッコミを入れた。三谷が遅筆であるということに話が及ぶと、台本が初日に間に合わなかったというエピソードを披露した役所は「出演者の心が傷つきました。すごく、ず太い人です」と共演者たちの声を代弁。伊東も「舞台の読み合わせのときに台本が8枚しかなかった」とぽつりと暴露した。
俳優たちからさんざんなコメントを浴びせられながらも三谷は「では、来年また、51周年でお会いしましょう」と、強気に宣言した。その後、会場に用意されたバースデーケーキに感激する三谷が背後から押され、顔をケーキに押し込められるという一場面もあり、最後まで“三谷ワールド”が繰り広げられた。
10月29日(土)より公開