西川貴教と島谷ひとみの恋の行方は“ビンタ”で終わる!?
ミュージカル「ROCK of AGES」が10月28日に東京・東京国際フォーラム・ホールCで公演初日を迎えるに先立ち、出演者の西川貴教、島谷ひとみ、なだぎ武による囲み取材と公開舞台稽古が行われた。
同作は、'80年代を代表するロックナンバーで構成されたロックミュージカルで、'06年にアメリカ・ロサンゼルスで初演、ブロードウェーでも上演されたのち、今回日本に初上陸。'87年のアメリカ・ロサンゼルスを舞台に、ロックシンガーを夢見る青年・ドリューと、女優を夢見て田舎から出てきた少女・シェリーが出会い、互いに引かれ、またすれ違いながらも夢の実現を目指す姿を描く。出演は他に、山崎裕太、高橋由美子、misono、藤田玲、石橋祐、明星真由美、鈴木綜馬、川平慈英。
主演の西川は、初日を迎えて「音楽の力で人を明るくしたりとか元気づけたりとか、普段ある音楽ってものを再認識できると思います。そういう音楽の力を信じられるミュージカルになっています」と感想を述べた。また島谷は、「歌のメッセージやせりふとか、毎日感じるところが違って、毎回新鮮。このドキドキ感をキープしていきたいですね」と張り切っている様子。一方、ドリューが働く店のオーナー役のなだぎは「みんなでロックしようやないかい」と意気込んだ。すかさず「完全芸人」と西川からのツッコミが。するとなだぎは、「皆さん手拍子でね、声出したかったら声出して、皆さん一体になって楽しめるミュージカルだと思うので、来てほしいです」と真面目にアピールした。
さらに、「ラブシーンもあるということですが?」という司会からの質問について、島谷は「ピュアな恋です。気持ちが乗らなかったらそのシーンはなくなるかもしれないですね(笑)」と冗談を交えた。これに対して、西川は「周りも含めてキャストや来てくださる皆さんが気持ちを高めてくださると思うので、二人の恋の行方も、来てくださる皆様に委ねられてるかもしれません」と応える。すると「その日のお客さんのノリが悪かったら、二人はキスしないですから」と言うなだぎに続き、西川は「ビンタして終わります(笑)」と冗談を言い合い笑いを誘った。
続いて公開舞台稽古が行われた。'80年代を代表する、Van Halen、Bon Jovi、Journeyなどのロックナンバーが多数披露されるため、ステージには生演奏のバンドを迎える。出演者たちはロックナンバーを次々と歌い上げ、ミュージカルを“見て楽しむ“だけでなく、”聞いて楽しむ“ことができるのが本公演の特徴。また、西川が表現する”ライブパフォーマンス“といえるシーンや、島谷のセクシーな演技も見どころだ。
10月28日(金)~11月6日(日)東京・東京国際フォーラム・ホールC
11月11日(金)~13日(日)大阪・森ノ宮ピロティホール
11月19日(土)福岡・アルモニーサンク北九州ソレイユホール