1月昼ドラは、ミヤコ蝶々“おんなの一代記”
'12年1月5日(木)よりスタートする東海テレビ・フジテレビ系の昼ドラマが、ミヤコ蝶々の人生を描いた「鈴子の恋」に決定。脚本は、現在フジテレビ系で放送中の連続ドラマ「蜜の味~A Taste Of Honey~」(毎週木曜夜10時)など、数多くのヒット作を世に送り出してきた大石静が、主題歌を松任谷由実が手掛けることが分かった。
物語は、激動の昭和時代を生き抜き、上方芸能界のトップとして活躍しながらも生涯愛を乞い続けたミヤコ蝶々こと日向鈴子の人生を、フィクション要素を織り交ぜながら艶やかに描いていく。鈴子を演じるのは、宝塚歌劇団出身の女優・映美くらら。また、鈴子の継母・さきを浅野ゆう子が、父・英次郎を片岡鶴太郎が演じる。ほか、三倉佳奈、美山加恋、神保悟志、多岐川裕美、山崎樹範、鈴木裕樹、佐野和真、木村了、かとうかず子ら、豪華キャスト陣が脇を固める。
ドラマ初主演となる映美は「大石先生の脚本のもと、ミヤコ蝶々さんという女性の半生を演じられることは役者としてこの上ない喜びです。素晴らしい脚本に読んでいる矢先からどんどん引き込まれ、心のいろいろな場所を揺さぶられました。この感受性を大切に、この物語がさらに奥深く広がるよう臨みたいと思います」とやる気も十分。続いて、浅野は「神戸生まれの私は、幼いころにミヤコ蝶々さんの『夫婦善哉』を観ていた記憶があります。この世界で生きてゆくことになり、京都で初めてミヤコ蝶々さんにごあいさつをさせていただいたとき、あまりのかわいらしさにドキドキした思い出を持っています」と明かし「関西の宝物・ミヤコ蝶々さんを愛しみ、されど芸には厳しいさきさんを関西人の誇りを持って演じたいと思います」と意気込んだ。さらに、片岡は「英次郎の鈴子に対する愛情は、親子愛という言葉では語り尽くせないもの。その濃さを表現したいです。このドラマは業界の注目度が高いと思いますし、みんなの話題になると思います!」と期待を寄せている。
‘12年1月5日(木)スタート
毎週月~金 昼1.30-2.00 東海テレビ・フジテレビ系