家族と共に来日したブラッド・ピットが日本にエール!
映画「マネーボール」のジャパンプレミアが11月9日、都内で開催され、ブラッド・ピットがパートナーのアンジェリーナ・ジョリーと共にレッドカーペットに登場。歓声が沸き起こる中、笑顔でファンサービスに応えた。
同作は、メジャーリーグの弱小球団アスレチックスを“常勝軍団”に作り替えた男、ビリー・ビーンを題材にしたノンフィクション書籍の映画化。球界の常識を打ち破った型破りな男の奮闘を描く。
舞台あいさつに登壇したピットは「日本に来れてすごくうれしいです。4年かかってつくった作品です。たぶん気に入ってくれると思う。もし気に入らなかったら、その時は言わないでくださいね」と冗談を交えながら話し、会場の笑いを誘った。実在の人物を演じるにあたって難しかった点を聞かれると「実在の人物を演じるのは、正直難しいと思っていましたが、ビリーとは4年間付き合ううちに気が合って、笑い話をしたりするうちに自然と演じることができました。彼のストーリーを公平に伝えられていると思います」と、自信に満ちた表情で語った。
その後、東日本大震災の被災地となった東北の中学校の野球少年たちが、彼らに贈るため全国から集められた“希望のボール”の一部、4159個のボールと共に登場。一人、一人にサインボールを手渡したピットは「震災の時はニュースで見て、本当に驚きました。日本のことは常に気にかけていました。本当に心が痛みますが、皆さんの粘り強さや強さが、僕たちにも影響を与えてくれました。だから、アスリートたちや、エンターテインメントに関わる僕たちが、少しでも癒やしの時間を提供できれば」と、日本へ熱い応援メッセージを贈った。
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