「喜怒哀楽」で見る、ことしの顔は誰?
日本民間放送連盟のラジオ委員会では、11月24日に全国のラジオリスナーを対象にしたアンケート「ラジオ de ランキング~パーソン・オブ・ザ・イヤー 喜怒哀楽 2011」を実施。ことし1年を振り返って「喜怒哀楽」それぞれに当てはまる“ことしの顔(パーソン・オブ・ザ・イヤー)”を選出した。
「喜」部門の1位は、なでしこJAPANのキャプテン・澤穂希選手。女子ワールドカップで史上初の優勝の原動力となった点が評価された。ほか、福岡ソフトバンクホークスの秋山幸二監督や中日ドラゴンズの落合博満前監督なども上位にランクインした。
「怒」部門の1位は、菅直人前首相。尖閣諸島の漁船問題や閣僚の更迭問題、そして東日本大震災での対応の遅れなどが目立ち、この結果となった。ほか、島田紳助氏や渡邉恒雄読売巨人軍会長などが名を連ねた。
「哀」部門の1位は、落語界の“風雲児”立川談志氏。11月21日に亡くなった談志師匠が選出された。ほか、女優の田中好子氏や俳優の児玉清氏、前アップル社会長のスティーブ・ジョブス氏などの名前も挙がった。
「楽」部門の1位は、芦田愛菜ちゃんと鈴木福くんの“マルモ”コンビ。ドラマ「マルモのおきて」で一気にブレークし、その後もドラマ、CM、イベントなど各メディアに引っ張りだこの人気で、ドラマ主題歌の「マル・マル・モリ・モリ!」も大ヒットを記録した。ほか、ブータン王国の国王夫妻などの名前も挙げられた。