最終戦でもネルシーニョマジックがさく裂！ 柏が昇格即優勝の快挙!!
柏、名古屋、G大阪の3チームによる激しい優勝争いが繰り広げられた2011年のJリーグ。勝てば文句なく優勝の柏が3－1で浦和を下し、見事初優勝を飾った。しかも、Jリーグ史上初の昇格後即（J2との連続）優勝の快挙も達成した。
試合は前半から首位の柏が15位の浦和を圧倒。1本のシュートも打たせないまま、29分にジョルジュ・ワグネル、38分には橋本和のJ1リーグ初ゴールで2点を挙げ、2－0でハーフタイムに。しかし、後半8分、浦和の柏木陽介が1点を返すと、浦和の時間帯も多くみられるように。この頃、他会場では名古屋、G大阪ともリードし、同点にされると優勝ができないというプレッシャーとも戦うこととなった。しかし、31分、前節はスターティングメンバーではなかったものの、この試合にスタメンで出場していた茨田陽生が、橋本に続きJ1リーグ初ゴールを挙げ、浦和にとどめを刺し、そのままタイムアップ。Jリーグ王者となった。茨田は「雨でスリッピーだし、コーナーキックのこぼれ球でペナルティーエリア内に選手がたくさんいたので、前に蹴れば誰かに当たって入ったり、ボールがイレギュラーするかもしれないと思って蹴ったのですが、ヒットしなかったので、カウンターに備えて守備に戻りかけていたら歓声が上がったので、ビックリしました」と初ゴールを振り返った。この試合でもそうだが、年間を通して、ネルシーニョ監督の采配はズバリ的中することが多く、それが柏が優勝した大きな一因でもあり、この試合は象徴的な試合でもあった。
優勝した柏は12/8（木）から日本で開催される「FIFAクラブワールドカップジャパン2011」に開催国代表として出場。12/8（木）にオセアニア王者のオークランドシティと対戦。勝ち進めば12/14（木）に南米王者のサントス、さらに12/18（日）にはメッシらを擁するヨーロッパ王者・バルセロナとの対戦が待っている。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
「柏レイソル×オークランドシティ」
12/8（木）夜7.35-9.44（延長あり）
日本テレビ系
