吉高由里子をロボットに入れたら…?
映画「ロボジー」の初日舞台あいさつが1月14日、都内で行われ、五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン・チャンカワイ)、川島潤哉、矢口史靖監督が、映画に登場するロボット“ニュー潮風”をはじめ、様々なロボットと一緒に登壇した。
本作は、ロボットを題材にしたハートフル・コメディー。弱小電器メーカーの窓際社員3人組が、73歳の老人にロボットの外装を着けてもらい博覧会に出場したことから巻き起こる騒動を描く。
今回、五十嵐信次郎という名前を使い、ロボットの中に入る老人を演じたミッキー・カーチスは「73歳の新人、五十嵐信次郎です」とあいさつ。“先輩”俳優の濱田は「ロボットの中から小声で『頚動脈が』と聞こえて、あれほど焦ったことはありませんでした」と五十嵐との撮影秘話を明かすと、「73歳の新人俳優がいたので撮影はなかなか大変でしたが、よく頑張りました」とねぎらいの言葉を贈った。
一方、お笑いコンビ・Wエンジンのチャンカワイとして活躍する川合は「初めての経験ばかりで緊張しましたが、本番中に濱田くんが僕の袖をずっとつねってくれたりして僕の緊張をほどいてくれました。今も足を踏まれてます。ほれてまうやろー」と自身のギャグを織り交ぜつつ、濱田との仲の良さをうかがわせた。
“もしロボットの中に誰かを入れるとしたら?”という質問に対し、五十嵐が「仕返しに監督を閉じ込めてみたい」と答えるも、矢口監督は「いやです」と即答。その後、矢口監督が「ロボットに吉高を入れましょうか」と提案すると、共演者たちからは「少しは静かになるかも(笑)」「きっとロボット戦争映画になるでしょうね」「考えたくもない」との意見が相次ぎ、吉高が「ちょっと!」とツッコむ場面も。
最後に、矢口監督が「2006年から台本を書き始め、ロボットやおじいちゃんの取材をまるでロボットの部品をコツコツ集めるように作り上げてきました。好きな素材ばかりでできた作品です」と自信の表情で語ると、吉高は「すごく楽しく撮影した作品なので、皆さんにも楽しんでほしいです」と笑顔で締めくくった。
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