“新参者”次回作に出演しない!?溝端淳平が動揺
映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」の初日舞台あいさつが1月28日、都内で行われ、阿部寛、新垣結衣、中井貴一、溝端淳平、田中麗奈、松坂桃李、三浦貴大、土井裕泰監督が登壇した。
本作は、東野圭吾のミステリー小説「加賀恭一郎シリーズ」の「新参者」を基にした人気TVドラマの劇場版。東京・日本橋で起きた殺人事件の謎に挑む刑事・加賀恭一郎の活躍と、事件に絡む人々の人間模様を描く。
阿部とはドラマ「ドラゴン桜」('05年・TBS系)以来の共演となった新垣は「6年前はこういう形で共演させてもらえるとは思っていませんでした。監督も信頼していたし、豪華なキャストの方と並べられるということで、本当に楽しみにしていました。撮影で得られたものはたくさんあり、今ここにいることが幸せです」と笑顔で話した。一方、父・三浦友和がTVドラマ版に出演していた三浦貴大は、本作に出演することを報告したかという質問に対して、「映画に出ることもあまり言ってなかったような。わざわざ電話で報告するのもなと思って」と、マイペースな受け答えで会場を笑わせた。
阿部扮する加賀刑事をやり込める看護師を演じた田中は「加賀さんはあまり感情が外に出ないし、雰囲気が色っぽく、頭脳明晰で、独特の着眼点でものを見ていく感じに引き込まれました。でも、今回はちょっと叱りつけてやりました」と自身の役柄について話すと、土井監督も「加賀を初めてやり込めるという役柄。そういう意味で大事な役だと思っていました」とコメント。
また、気になる続編について話題が及ぶと、土井監督が「それは『麒麟のくるぶし』とか?」と冗談を飛ばす場面も。続けて「見てくださった方から、また加賀恭一郎をスクリーンで見たいという声が上がっていけば。でも、新しいシリーズに松宮刑事が出るかどうかはわからないです」と答えると、松宮役の溝端は「え?お願いしますよ!」と慌てた様子で答え、会場は笑いに包まれた。最後に、阿部は「『新参者』から愛していただき、より深い人間ドラマが完成したと思っています。非常に感無量です」と作品に対する熱い思いを語った。
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