「歌もダンスも、知れば知るほどゴールは遠くなる」w-inds.インタビュー後編
w-inds.インタビュー前半の続き
――10周年イヤーを締めくくるニューシングル「FLY HIGH」は、ポジティブで聴いていて元気が出てくる曲ですね。ボーカルもラップも聴きどころ満載です。
慶太「w-inds.の11周年に向けて、もっと羽ばたいていく、というイメージですね。決意が強い感じがあって、歌っている僕らも前向きになれるんです」
龍一「1曲の中に展開がいろいろあって、飽きない。いろんな驚きがあります」
涼平「僕と龍一くんのラップも細かいところまでこだわっているので、そこも楽しんでください」
慶太「今回の詞の世界観をどうするかっていう話し合いで、“11周年のスタートが切れるのは、みんなの支えがあるから”という思いを取り入れていこうってなったんです。そういう思いから“背中を押してくれたのは君”とかっていうワードが入っているんです」
――そして、ミュージックビデオは、昨年末に早朝から撮影したということですが。
慶太「思い出しただけでも眠くなります(笑)。でも、ダンスはめちゃめちゃこだわったんで、すごいいいものになってると思います」
龍一「ダンスは今までで一番いいと思いますよ」
慶太「立ち位置や手の角度、腰のかがみ具合にまでこだわったのは、今までなかったんです。もちろん今までも頑張ってきましたけど、ダンスのシーンに関しては、これはちょっとキテるんじゃないかって、撮っている時に思いましたね」
涼平「いつもは時間的な制限もあって、特に問題がなければ次のシーンに行きましょうっていう流れになることもあるんですけど、今回はそういうことがなかったんです。みんなの気持ちがそろっていたから判断も早かったんでしょうね」
龍一「31枚目のシングルですが、一番いいって言えるものができたと思います。衣装はシチュエーションに合わせて3パターンなんですけど、僕は気温3、4℃の中、シャツ1枚で踊ってるシーンがあります! シャツとサスペンダーとハットが僕を守る防寒具でした(笑)」
――では最後に、2012年はこんな部分を磨いていきたい! という抱負を教えてください。
龍一「去年1年の中で、w-inds.としての自分は成長もできたし、課題も見つかったので、その課題を一つ一つクリアして、より自分が納得できる自分になれるように磨いていきたい。基本となる歌と踊り、その二つは課題です、やっぱり奥が深いですね」
慶太「知れば知るほど遠くなるんです、ゴールが。近づくことはなくて、どんどん遠くなるよね」
龍一「そう。世界を見るとさまざまな素晴らしい人がいますからね」
涼平「だから、“さらに鍛える”ということしかないんですよね。あとは、常に“いつも通り”でステージに立つ! よく見せようとか、そういうことを考えるから、いつも通りじゃないこと(失敗)をやっちゃうんですよね(笑)」
慶太「僕は、最近、好きな海外のアーティストの映像を見ていて、これだ! って気付いたことがあったんです。その“あること”をことしのパフォーマンスにいかそうと思っています! それにしても、3年間おんなじ物見てたのになんで気付かなかったんだろう(笑)。何度見ても見落としている大事なことってあるんですよね…」
2月22日(水)発売
【初回盤 CD+DVD】1600円 ※A、B、Cの3タイプあり/【通常盤 CDのみ】1000円
ポニーキャニオン
ライブDVD「w-inds.BEST LIVE TOUR 2011 FINAL at 日本武道館」
3月14日(水)発売
【初回限定生産盤】5800円/【通常盤】5000円
ポニーキャニオン