ケンコバも祝福 BS放送が31チャンネルにパワーアップ
3月1日、BS放送のチャンネルが増えたのにともない、東京都内のホテルで社団法人デジタル放送推進協会主催の開局セレモニーが開催された。
この日開局したのはJ SPORTS3、J SPORTS4、BS 釣りビジョン、IMAGICA BS、日本映画専門チャンネル、ディズニー・チャンネルの6チャンネル。3月17日(土)に開局するDlifeを含めると、1989年6月にNHK衛星第1放送、第2放送の2チャンネルで本放送が始まったBSは31チャンネルに増加する。
会場には全BSチャンネルの代表者が出席。新たに2チャンネルを開設した株式会社ジェイ・スポーツ代表取締役社長の笹島一樹氏は、かつてNHKがメジャーリーグ中継でBS加入者を大幅に増やしただけではなく、放送が原動力となって日本人メジャーリーガーを次々と輩出するに至った事例を上げ、「BSの発展に少しでも寄与し、スポーツの振興にもつなげて行きたい」と思いを語った。一方、既存の有料放送代表としてあいさつに立ったWOWOW代表取締役社長・和崎信哉氏は、公共放送、広告放送、有料放送の3つの形態が1つのプラットフォームに乗るBSのバラエティー豊かなチャンネル構成を指摘。有料放送としてはまずは番組を知ってもらうことが先決で「全社で手をつなぎながら競争していきたい」とした。
セレモニー終盤には、BSキャンペーンキャラクターである「BSマン」とその声を担当するケンドーコバヤシが登場。コバヤシは今後のBSに対する期待を語ったあと「どんどん良いソフトを作っていただいて…いわゆる、出させていただけたら」とコメントし、会場の爆笑を誘った。