映画「SPEC」はギャグ満載で戸田恵梨香&加瀬亮も困惑!?
4月7日(土)に公開される映画「劇場版 SPEC 天」のPRイベントが3月6日(火)、都内で行われ、戸田恵梨香と加瀬亮、植田博樹プロデューサーが登場した。
本作は、'10年にTBS系で放送された堤幸彦監督×西荻弓絵脚本のTVドラマ「SPEC 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の劇場版。特殊な事件を捜査するために公安部が設立した“未詳事件特別対策係(通称・ミショウ)”に配属されたIQ201の天才で変人の当麻紗綾と、警視庁特殊部隊(SIT)出身の熱血漢・瀬文焚流が、特殊能力(SPEC)を持った犯罪者に立ち向かう。また、映画公開前の4月1日(日)には、連続ドラマシリーズの完結版となる「SPEC 翔」がTBS系で放送。同月4日には同ドラマのブルーレイとDVDが発売される。
植田プロデューサーは「まだ、完成形ではございません。今も堤監督は映画をいじって夜中に見直し、翌日またギャグを足す。その度に戸田さんや加瀬さんが呼ばれ、7秒くらいギャグを出す、みたいな流れです」と、堤監督のギャグに対する強いこだわりを明かした。すると、戸田は「(堤監督に)呼ばれて何をしゃべるのかといったらギャグばかり。不安ですね。この作品はどこに向かっているのかと(笑)」と心境を語り、加瀬は「むしろ、監督を見ているとそっちがメーンじゃないかと」と困惑した様子だった。
撮影の様子について戸田は「現場では、ギャグのセリフを毎日差し込まれるので、元の台本が要らなくなってしまうくらい。でも、堤さんのギャグがあるからこそ、台本のメッセージ性が際立ち、良い作品になったんじゃないかと思います」と笑顔で話し、「『SPEC 翔』は連続ドラマシリーズの完結版、連ドラの謎がスペシャルドラマで明かされる。映画『劇場版 SPEC 天』では前代未聞の最大の敵が現れ、スケールが大きくなっています」と力強くアピールした。
この日は、戸田演じるヒロイン・当麻の大好物である餃子をフィーチャーした“SPECばかうまっ!オリジナル餃子”を、全国各地で販売する“餃子ワゴン”の出発式が行われた。餃子は堤監督のお母さんのオリジナルレシピがもととなっており、具に味噌が入っていて、それをウスターソースとマスタードで食べるという変わり種。劇中でもその餃子を食べている戸田は「私が食べていたのと本当に同じ味。おいしいですよ。皆さんからどういう声が帰って来るのか楽しみです」と太鼓判を押していた。
4月7日(土)より全国東宝系でロードショー
スペシャルドラマ「SPEC 翔」
4月1日(日)夜9.30-11.18 TBS系で放送