目には目を! 榮倉奈々が世直し教師役に
7月からスタートするTBS系の金曜夜10時のドラマが「夜の女教師」(仮)に決まり、榮倉奈々が初挑戦の教師役で主演することが分かった。
ドラマの舞台は都立有名進学校。榮倉が演じる、進路指導を担当する生物教師・夕子と2人の女性教師が、学校内にまん延するさまざまな教育的難問を解決していく。原作は、同局の「連ドラシナリオ大賞」の第1回で佳作となった山下友弘氏の作品をドラマ化し、脚本も山下氏が担当する。
夕子と共に問題を解決する“課外授業”を行う古典教師・すみれ(市川実日子)と美術教師・彩(小林聡美)の3人の教師は、昼間は抜群の指導力を発揮する普通の先生だが、問題解決のためには一転、法を破ることもいとわず、助けを求めてくる者には法外な金銭を要求するダークヒーローに。「昼間は教師としてまじめに働いているんだから、“課外授業”のためにはきっちり時間外手当を貰って何が悪い」と考える3人と、その存在を知り、生徒を第一に考えたいという理想ゆえに彼女たちを憎悪する新人現国教師・遥(木村文乃)の姿も描き、人間の本質に迫っていく。
初のダークヒロインを演じることになった榮倉は、「教育者という立場の役は今までのどの役よりも責任を感じます。この作品は、何が“悪”で何が“正義”かを問う内容になっています。それを、教室にいる生徒の皆さんと共に視聴者の皆さんにも考えてもらえるような作品になったらうれしいです」とコメントを寄せた。
7月スタート
毎週金曜 夜10:00-10:54 TBS系で放送