本当に“捨て山”だったのか? アタルが最後の謎・舞子の母の事件に挑む
SMAPの中居正広が主演を務めるTBS系の日曜劇場「ATARU」。特定の分野に特殊能力を持つ「サヴァン症候群」のアタル(中居)が、刑事・舞子(栗山千明)や沢(北村一輝)らと難事件を解決していくミステリードラマ。初回の平均視聴率が19.9%を記録(ビデオリサーチ関東地区調べ)し、'12年の連続ドラマ初回の数字としては最高をマークした。その後も好調を続ける「ATARU」だが、いよいよ24日(日)に15分拡大の最終回を迎える。舞子の母・真理子(奥貫薫)は本当に自殺だったのか? 舞子はFBI行きを決断するのか? 犬飼の記憶は戻るのか? ラリーとアタルの関係は変わるのか? など、これまでのすべての謎が明らかになる。
沢は舞子に、15年前の真理子の自殺した事件に、機動捜査隊・初動捜査担当の新米刑事として担当していたことを打ち明ける。現場検証の結果、“捨て山”だと判断が下り、沢は、事故直前に映ったNシステムの画像を見る限り、自殺するようには見えなかったと感じつつも、自殺として処理したことを告げる。すると、話を聞いていたアタルが「目を開けていた、居眠り運転、ブレーキ踏まなかった」と連呼し、事件に興味を示す。沢は「もう捜査はしなくてもいい」と言い聞かせるが、アタルは抵抗し、捜査を始める。そんな中、舞子は沢に、母の死に父・達夫(利重剛)が関係しているのか、気になっていた疑問をぶつける。その後、昇(玉森裕太)から場所を聞き出した真理子の墓へ着いたアタルは、墓石から骨壷を取り出し、遺骨を並べ始める。すると、墓に駆け付けた達夫が「母さんは、私が殺した!」と叫び、走り去ってしまう。
中居が「考えさせられることが多かった」「独特の芝居も、細かいルールが10項目くらいあった」と話すアタル役。「見てくれる人にもいろんな角度から何かを感じ取ってほしい」と期待を寄せ、「本当の意味で最良の選択が示されるといいな」と明かした最終回。アタルはどんな人生を選ぶのか? 舞子らの運命の岐路も見逃せない。
6月24日(日)の最終回は夜9:00-10:09 TBS系で放送
ドラマの完全ノベライズ本
「ATARU I」「ATARU Ⅱ」
各540円 発売中
「ATARU Ⅲ」
540円 6月25日(月)発売
発行:角川書店/発売:角川グループパブリッシング