「“俳優 綾部守人”と呼ばれたい!」綾部守人が初主演作への思いを語る!
7月2日からフジテレビ系でスタートした新昼ドラマ「ぼくの夏休み」。同ドラマは、太平洋戦争真っ只中の日本にタイムスリップしてしまった幼い兄妹が、力を合わせてその時代を生き抜いていく物語。現代っ子で甘えん坊の和也が、昭和の日本で出会った人々との関わりを通して、少年から一人の男へと成長していく姿を描く。そのドラマで主演・青山和也役を務める綾部守人にインタビューを行った。
――“昼ドラ史上最年少主演”ということで注目を集めていますが、撮影を進める中で“主演”の実感は湧いてきましたか? 意識していること、大変なことはありますか?
「主演という実感は、まだ全然ないんです。“主演”だからではなく、今まで通り自分に与えられた役を自分らしく演じようと心掛けています。こんなに大きな役を頂いてたくさん芝居をできることは、大変だけれどやりがいがあります」
――和也とご自身の共通点や共感する部分はありますか?
「小学6年生になった和也は『自分は大人だ』という我が強くなって、両親や祖父母が自分を子供扱いすることが許せないんです。僕も親には甘えたいこともあるけど、子供扱いは嫌だと感じているところが似ています。なので、“子役”と言われるのは嫌なんです。“俳優 綾部守人”と呼ばれたいです!」
――平成生まれの綾部さんですが、昭和の時代設定の中で演じてみて驚いたことはありますか?
「戦時中の話なので、戦死された方にまつわるシーンだったり、子供がみんな親と一緒に暮らすことができなかったとか、食べるためには卑怯なこともしたというエピソードを聞いて切なくなることがありました」
――現場の雰囲気についてお聞かせください。
「共演者やスタッフの方々がとても優しくしてくださるので、とてもうれしいです。この前はうつみ宮土理さんがレンゲの花の首飾りの作り方を教えてくださったので、一緒に作って妹役の二宮星ちゃんにプレゼントしました。かわいい生き物も登場するので和ませてもらっています!」
――過去にタイムスリップしてしまった和也ですが、もしタイムスリップすることができたら、綾部さんは過去と未来どちらに行ってみたいですか?
「過去ですね。自分の進む道や人生は自分で決めて、そのための努力をしたいので。未来の世界や自分は見てしまいたくないです」
――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「家族だからこそ何でも言ったり強く責めてしまうこともあるけれど、本当は家族が大好きで大事に思っている和也が、少しずつ成長していく姿を見守ってほしいです」
毎週月~金曜 昼1:30-2:00 フジテレビ系で放送中