チャン・グンソク主演「ラブレイン」放送直前にコメント&秘蔵カットが到着!
チャン・グンソク主演の最新ドラマ「ラブレイン」が、いよいよ7月25日(水)より、フジテレビ系列(一部放送しない地域あり)の地上波とBSフジで放送される。
ドラマの舞台は「1970年代」と「現代」。今回、チャン・グンソクはそれぞれの時代に生きたイナとジュンという1人2役を演じる。放送を間近に控え、そんな彼のインタビューと名シーンの写真が到着した。
Q.今作のオファーが来た時の感想をお聞かせください。
グンソク:実は台本を見てすぐに出演を決めたのではありません。それはドラマ序盤の設定が70年代だからだと思います。自分が経験したことのない時代を演じるのは難しいと考えました。経験をしたこともなければ演じたことすら一度もない時代です。でも、なぜか台本の内容が頭から離れず、気付くと移動中何度も読んでいたんです。そして内容が気になっている自分に気付いて、挑戦してみることに意味があると思うようになりした。
Q.台本のどんなところに一番魅力を感じたのでしょうか?
グンソク:アナログな恋愛とデジタルな恋愛という表現方法の違う愛の本質を見せるという点に大きな魅力を感じました。最初にいただいた台本は70年代の部分だけでしたが、そのころ僕はドラマ『君はペット』の撮影前で、時代もキャラクターも完全に違うと感じました。『君はペット』とは内容やキャラクターが全く違い、今まで演じたことのない役だったので、演じてみたいと思いました。
Q.今回演じるソ・イナとその息子であるソ・ジュンはグンソクさんから見てどんな人物でしょうか?
グンソク:それがこのドラマで最も難しい課題で、解くべき問題だと思います。イナとジュンは親子の関係ですが違う時代を生きていて、愛の表現方法も違います。ジュンは父の純粋な愛が全く理解できず、父と息子の関係はどんどん離れてしまいます。全く違うスタイルの2人ですが、イナの愛はとても“純粋な愛”という感じ。透明なガラス玉のように澄んだ愛し方ですが、ジュンは全く反対にすごくクールで、言いたいことは言うという性格。一つのドラマで全く違う2人を演じ分けるのはとても大変で、最も悩んだ部分ですね。
Q.二つの役を演じ分けるにあたって大切にしたことは?
グンソク:まず基本的なことですが、ビジュアルで時代の違いを表現しています。70年代のイナを演じるときはアコースティック・ギターが似合うようなイメージで、その時代の大学生に見えるように当時の資料を参考にしました。ドラマの中で映画の話が出てくるのですが、その映画についてや、当時聴かれていた音楽などを監督に聞いたり、資料を参考にしてその時代に共感できるよう努力をしました。ジュンの場合は最初は共感しやすいと思いました。僕も彼も現代に生きている若者だから。ただ デジタル化された現代はすべての文化が70年代とは違って、何もかもが速く流れていく時代。そのため、ジュンを演じるほうがたくさんの準備が必要だと思うようになりました。
Q.70年代の映画や音楽で興味を魅かれたものは?
グンソク:70年代の音楽や映画で最初はキャラクターのヘアスタイルなどを参考にするために資料を見ていたのですが、抑圧された時代だったのでローリング・ストーンズなどのニュース資料や映像などをたくさん見ましたね。70年代が描写された映画も観たし、チェルシー・チャンの歌も聴きました。ただ聴いたことがあるだけでなく、その作品の世界観を深く理解して演技するべきだと思ったので、その映画や作品にもっと近づこうと思いました。深く接して共感する部分を見つける必要があると思いました。
Q.70年代のヘアスタイルやファッションに身を包んだ自分を見てどうでしたか?
グンソク:初めて見る自分の姿でした。常に人からどう見られているかは意識していますが、今回はメークもあまりしませんでした。定番のアイラインもないし服装もとてもカジュアル。僕の父でも着ないような、平凡でベーシックな衣装ばかりでしたから、初めて体験することに対する快感や喜びを感じました。それが俳優という職業の面白さですね。現代のストーリーになれば絶対に着ない衣装ですが、それが時代を表現する一つになっているので面白い経験だったと思います。
Q.イナとジュンは全く違うキャラクターだと思いますが、自分とそれぞれを比べてみて似ているところや、共感できるところできないところを教えてください。
グンソク:5話に「父さんは初恋の人を忘れられずに苦しんで、そのせいで母さんも不幸にした」というジュンのセリフがあるんです。イナという人物は愛に対して恥じらいを持っていて、正直に近づくことができないもどかしさもありますが、そんな純粋さは真似したい。でも僕はジュンに近いかな。愛を信じないというのではなく、正直に表現できるスタイルだと思うので。でも僕はジュンのように3秒で女性を落とせません(笑)。2.8秒かな? ジュンより速いですね(笑)。
Q.この映画に描かれている愛の形については、どのように感じますか?
グンソク:定められた運命もありえると思います。重要なことは、それをひたすら待ったり定めのままに生きる喜びより、運命を開拓するほうが面白いということ。定めが与える無言の情報より人生での経験を通して、また率直に表現していくことで運命は自分で切り開けると思います。
Q.北海道はいかがでしたか?
グンソク:ステキでした。寒いのは苦手ですが、雪が多かったですね。富良野は昼も夜も町に人がいません。監督はどうやってロケ地を見つけたのか不思議。今まで日本での仕事も東京や大阪などの大都市だけでした。日本の田舎に行ったのは初めてですが、寒くても楽しかったです。それに観光地や名物もありましたが、何よりも町の人たちの情に触れることができました。撮影を見るために朝6時から来て待つ人も多く、料理を持ってきてくれたり。撮影を通じて富良野の人々の温かさを感じました。
北海道ロケを敢行したドラマ「ラブレイン」。フジテレビ系列で7月25日(水)から順次放送がスタートする。
2012年7月25日(水)スタート 毎週月~金 15:52~16:50 フジテレビで放送
2012年8月6日(月) 毎週月曜18:00~18:55 BSフジで放送
【その他の局の放送予定】※放送予定は変更の場合あり
東海テレビ 8月中旬からスタート
テレビ西日本 今夏放送予定
仙台放送 8月6日[月]スタート、毎週月~金15:57~
北海道文化放送 7月30日[月]スタート、毎週月~金14:58~
テレビ静岡 今夏放送予定
テレビ新広島 8月13日[月]スタート、時間未定
福島テレビ 8月6日[月]スタート、毎週月~金16:00~
新潟総合テレビ 8月24日[金]スタート、毎週金曜15:00~
岡山放送 8月2日[木]スタート、毎週火~金14:58~
高知さんさんテレビ 8月13日[月]スタート、毎週月~金16:00~
テレビ長崎 8月23日[木]毎週月~金15:55~
青森テレビ 8月22日[水]毎週月~金14:50~