上戸彩が前科のある女性を熱演!!「お茶の間のアイドルというイメージを覆したいです!」
2013年1月8日(火)からNHK総合で放送される「いつか陽のあたる場所で」の取材会が27日に都内で行われ、出演者の上戸彩と、飯島直子が出席した。
同作は、乃南アサの「いつか陽のあたる場所で」をドラマ化したもの。本気で恋をしてしまったホストに貢ぐために強盗罪で懲役7年の実刑判決を受けた芭子(上戸彩)と、DVの夫から息子を守るために夫を殺めてしまった綾香(飯島直子)が、刑務所で知り合い深い絆で結ばれ、下町・谷中で希望を持って前向きに生きていく姿を描く。
前科がある女性という役に惹かれたと語る上戸は「私にはお茶の間のアイドルみたいなイメージがあるみたいなので、それを覆すような役をいつもやりたいと思っていました。今回のようにこれまでのイメージとは違う役柄を選んでくださったプロデューサーさん、スタッフの方に本当に感謝しています。明るい役よりも、何かを抱えている人間味ある役のほうが演じていて深みがあり最後まで演じられることがすごく楽しみです」と意気込んだ。
乃南アサの作品のファンだという飯島は「綾香という役を演じられると聞いたときはすごくうれしかったです。芭子ちゃん役が上戸彩ちゃんということでイメージにぴったりだなと思いましたし、彩ちゃんと共演できてとても光栄です。難しい役なので撮影は大変なんですけれども、毎日楽しく撮影させていただいています」と出演できたことを喜んだ。
また、共演したお互いの印象を上戸は「飯島さんはすごく明るくてサバサバしていますし、自分とかぶるところがあるので、自分が言いたいことを先に言ってくれたりします。普段ご飯とかに一緒に行ったりしますけど、直子さんのおかげで最近は白ワインにはまっています」とコメントすると、飯島は「共演する前から、上戸彩っていう女優さんのファンでした。本当にかわいくて、いつも明るいイメージだったんですけど、今回のドラマで新しい上戸彩を見れたので、皆さんにも早く見てもらいたいです」と仲の良さをアピールした。
さらに、今回の役を演じるにあたり、飯島は「私はこれまでに運よくDVを受けたことも、殺人を犯したこともなかったので、想像で演技をするような感じで本当に難しかったです。演じているときも自分は人殺しなんだと胸に刻みながら演技をしていました」と語った。
最後に上戸は「希望や前向きな生き方を描いた作品になっています。放送はまだまだ先になるのですが、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います」と視聴者にメッセージを送った。
2013年1月8日(火)~3月12日(火)
毎週火曜 夜10:00-10:48
NHK総合で放送