「NIKITA/ニキータ」主演のマギー・Q、「過酷なアクションシーンを生き抜いています(笑)」
ワーナー・ホーム・ビデオは、海外ドラマシリーズ「NIKITA/ニキータ セカンド・シーズン」のBlu-ray&DVDを9月5日(水)にリリースする。発売を記念して来日した、主人公・ニキータ役のマギー・Qにインタビューを行った。
同作は、美しき暗殺者・ニキータの命とプライドを懸けたリベンジ・アクション。マギー・Qは、スレンダーなボディーをセクシーな衣装に包み、信念を曲げない最強のヒロインを演じ、アクション・ファンの男性だけでなく、女性からも高い支持を受けている。セカンド・シーズンでは、ニキータの“空白の3年間”に隠された謎が次々と明かされる他、新たなキャラクターも登場してサスペンスフルな新展開を迎える。
――シーズン2を迎えるに当たって、役作りなど、シーズン1と比べてやりやすくなった部分はありますか?
シーズン1を終えて、ニキータについて理解を深めていたので非常にやりやすくなりました。ただ、シーズン1とは世界がガラリと変わりますし、シーズン2の中でも物語が進むにつれてどんどん変化していくんです。これからいろいろな過去が明らかになり、よりキャラクターが複雑になっていくので、演じ方も苦労しました。
――アクションシーンを演じる上で、大変な点はありますか?
1年の中で約10カ月撮影しているので、毎週、毎日のようにアクションシーンがあり、けがをする危険性は非常に高いです。格好良くて、速くて、印象的なシーンが求められるんですが、撮影をずっと続けなくてはいけないので、安全でなくてはならない。視聴者を楽しませるために面白い物を見せたいけれど、私がしっかりと生き延びて、また撮影をしなくてはいけないところが闘いでしたね(笑)。
――これまで撮影をしていて、ハプニングなどはありましたか?
坂道を駆け下りながら、走り去る車に向かって銃を発砲するシーンを撮っていた時のことです。銃を撃つと弾丸の薬きょうが出てくるんですが、私が速く走り過ぎたみたいで、その薬きょうが自分のシャツの中に入ってしまったんです。薬きょうがすごく熱かったんですけど、撮影中だから必死にそのまま演技を続けて、「カット!」という声と同時に悲鳴を上げてしまいました(笑)。
――過去に日本に住んでいた時期があったということですが、思い出に残っている場所はありますか?
東京タワーですね! 私が昔日本に住んでいた時、一番上の展望台まで行ってみたいとずっと思っていたんです。でも、当時はお金が足りなくて一番上まで行けなかったんですよ(笑)。今なら行けるので、今回は行きたいですね。
――最後に、シーズン2の見どころをお聞かせください。
私は第19話が一番気に入ってるんですが、非常にダークでショッキングなエピソードで、ニキータの恐ろしい側面が出てきます。私は最初にこの脚本を読んだ時、恐ろしくなって脚本家に電話をして「このシーンを撮るときは一緒にいてほしい。私は演じるのが楽しみだけど、あなたのサポートが必要だわ」と言ったくらいなんです。それくらい思い入れがありますし、これまでで最高の脚本だと思っています。
'79年5月22日生まれ。ハワイ出身。18歳で香港に移り、モデルとしてのキャリアをスタート。'00年、香港のTVドラマへの出演をきっかけに役者に転身し、「ジェネックスコップ2」でスクリーン・デビューを果たす。'06年には、初めてハリウッド映画に出演した「M:i:III」が大ヒットを記録した。アメリカのTVシリーズの主役は本作が初となる。
「NIKITA/ニキータ セカンド・シーズン」
コンプリート・ボックス 9月5日(水)発売
Blu-ray 1万7000円 DVD 1万5000円
ワーナー・ホーム・ビデオ
DVDレンタル&オンデマンド配信 8月8日(水)開始