【abingdon boys schoolインタビュー後編】開催目前! 4人が明かす「イナズマロックフェス」の舞台裏
<【abingdon boys schoolインタビュー前編】からの続き>
――今回は、歌詞に「普天流転」(ふてんるてん)など、四字熟語が幾つも出てきてインパクトがありました。 海外のファンの方の反応も楽しみですね。
西川「英語と日本語とがミックスされた面白い物ができたらいいなと思って。今回は、CDリリースに先駆けて、世界33カ国(予定)で配信されるので、海外の方に聴いていただける機会がこれまで以上に増えていくといいなと思います。これを機会に、言葉の意味を辞書で調べてもらったりするとうれしいですね」
――演奏も歌も、メリハリのあるドラマチックな展開が、これぞa.b.s.という感じです。作曲は岸さんですね。
岸「メロディーこそ僕ですけど、アレンジに関してはメンバー全員で作り込みました。どこを取ってもa.b.s.だなっていう質感にしたかったんですよね。全員での作業もすごく楽しかったし、いろんな試行錯誤もできました」
西川「僕らの持ち味を期待してもらっているのであれば、それを存分に出せてると思いますし、岸くんの言葉を借りるなら、本当にバンド全体で作っていったということが、この新たなスタートにふさわしい、『WE aRE』っていうタイトルならではの曲になっていると思います」
――シングル発売直後の9月15日(土)、16日(日)には、滋賀県で開催される野外フェス「イナズマロックフェス2012」でのライブが控えていますね。ことしで4回目ですが、いつも皆さんは出番までどう過ごしているんですか? また、楽しみにしていることはありますか?
SUNAO「ステージ裏では、いろんなミュージシャンたちと話をしたり、食事したり…。毎回、ケータリングのメニューは違っていて、つまみ食いじゃないけど(笑)、ちょっとずついろんな物を食べてます。滋賀ならではのおいしい物を堪能させていただきつつ、本番に向けて集中力を高めていってます」
柴崎「楽屋で食事したり、パンフレットを読んでみたり。ごはんを食べる場所に大きいモニターがあるので、そこに出ていって、知ってる人と話をしたりとかしてますね」
岸「毎年、『イナズマ―』では、ソロコーナーというか、ちょっとスペシャルなことをやりたいなと思っているんですけど、毎年そのアレンジが完成するのが本番ギリギリなので、楽屋で一人ヘッドホンして作業していたりします。だから、毎年時間がないんですよね。真っ昼間にライブやって、カーッとビール飲んでみたいっていう気持ちもあるんですけど…真面目にやってます(笑)」
西川「僕は、いろいろな人とあいさつをしてます(笑)。楽しみにしていることは、普段、いろいろなアーティストの方のライブを見に行きたくても行けないので、来ていただいて、見せてもらえるっていうのがうれしい。プライベートなことでいうと、家族がみんな集まるので、そこでおいっ子とかめいっ子とかの成長が見られるのが楽しみです」
――最後に、a.b.s.の今後の活動について教えてください。
西川「なるべく早く次の音源が届けられるように、その準備をしつつ、アルバムを見据えて、新しい曲を作っていきたいです。そして、久々のワンマンライブもなるべく早くできるように頑張っていこうと思っています」
シングル「WE aRE」
9月5日(水)発売
【初回生産限定盤】(CD+DVD)1500円
【通常盤】(CDのみ)1223円
エピックレコード
公式サイト
www.aabbss.com