綾野剛が初の密着ドキュメント! いくつもの顔を持つ綾野の“素顔”とは
連続テレビ小説「カーネーション」('11年10月~'12年3月 NHK総合ほか)出演後、映画「ヘルタースケルター」「るろうに剣心」(共に'12年)などの話題作に多数出演している綾野剛の初の密着ドキュメントが、NHK BSプレミアムにて11月27日(火)、28日(水)の2夜連続で放送されることが分かった。
綾野は'12年8~9月公演の舞台「雪之丞一座~参上公演 ロック☆オペラ“サイケデリック・ペイン”」でギタリスト役を演じ、音楽を手がけた布袋寅泰の世界に挑戦した。この舞台稽古の様子の他、上京直後に苦労をともにしたバンド仲間との再会の旅や、人生の先輩と仰ぐ写真家・藤原新也氏との対話の模様など、115日にわたって密着。カメラを回したのは、映像作家・映画監督の中野博之氏。映画「TAJOMARU」('09年)やCMなどで6年以上前から綾野と交流がある中野氏だからこそとらえることのできた綾野の素顔に注目したい。
11月27日(火)の前編では、写真家・蜷川実花氏のカメラの前で見せた妖艶な表情のほか、連日の撮影の合間を縫って行われた握手会で数千人のファン一人一人に優しい笑顔を見せる姿を紹介。いろいろな“顔”を完璧に演じる綾野が、自分の顔に戻りたいと向かったのは、かつてのバンド仲間がいる福島。20代のころ、ただひたすら好きな音楽を一緒に追い求めた親友の前で、綾野はどんな顔を見せるのか。
11月28日(水)の後編では、舞台稽古の模様を。劇団☆新感線の演出家・いのうえひでのり氏の厳しい演出に応えながら、布袋の世界観を表現する。ちょうど同じ時期、初出演となる'13年の大河ドラマ「八重の桜」の撮影も始まり、プレッシャーが高まっていく。演技と演奏という高い壁に、かつてないほどの危機感を持つ綾野が、いよいよ本番のステージへ立つ。
プロデューサーの八木雪子氏は「連続テレビ小説『カーネーション』の周防さんの役柄で、当時多くのの女性ファンの心をわしづかみにした、あの実直で優しい表情が、ここまで変わるなんて…と、この番組をご覧になる方はきっと驚かれると思います。ご本人初めてのドキュメンタリーとなるこの番組で、綾野さんはいくつもの魅力的な顔をみせてくれました。この番組を見れば、俳優・綾野剛からますます目が離せなくなるはず!」とコメントを寄せた。
「綾野剛」
(前編) 11月27日(火) 夜11:15-0:00
(後編)11月28日(水) 夜11:15-0:00
NHK BSプレミアムで放送