11月10日(土)公開の映画「悪の教典」と、10月15日(月)配信開始のBeeTVドラマ「悪の教典―序章―」のW完成披露舞台あいさつが、10月10日、都内で行われ、伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、浅香航大、水野絵梨奈、KENTA、高岡早紀、三池崇史監督、原作者の貴志祐介氏が登壇した。
この映画は、生徒から絶大な人気を誇る高校教師が、担任するクラスの生徒全員を大殺戮する姿を描いた戦りつのエンターテインメント。爽やかな風貌と親しみやすい性格で、生徒たちから「ハスミン」と慕われ、同僚の教師からも絶大な信頼を得ている蓮実聖司(伊藤)は、有能な教師の仮面を被りながらも、巧みにサイコパスの本性を隠し続けていた。そんな中、文化祭の準備のため、生徒たちが一晩だけ泊まることを許された夜、自分の“正体”を気付き始めていた人物を始末することを決意する…といったストーリー。BeeTVドラマでは、映画の数カ月前を描いている。
伊藤は、「僕としては、(『海猿』などの)映画の中でたくさんの人を救ってきて、大殺戮劇を行っているわけですけど…伊藤英明は嫌いになっても、『海猿』のことは嫌いにならないでください」と、元AKB48・前田敦子の名ぜりふを引用したあいさつで会場を沸かせ「前田のあっちゃんが言ったことがまさに当てはまるなと思って、秋元康先生に電話したんですけど出られなかったので、無許可で言わせていただきました。大変申し訳ありません」と謝罪して、笑いを誘った。
また、先生役の伊藤に教えてほしいことを聞くコーナーでは、「どうやったらハキハキと大きな声でしゃべれるのかを教えてほしいです」という染谷には「『ういろう売り』という早口言葉を…知らないですよね? アナウンサーの皆さんが発声のためにやる早口言葉なんですが…。僕もよく知らないんですが適当に言ってみたっていう(笑)」、「これを飲んだらモテたっていうお酒を教えてほしい」という林には「セックス・オン・ザ・ビーチっていう魅惑的なお酒があるのだよ。だけどね、酒は飲んでも飲まれるなよ」、「どうやったら筋トレが続けることができるのか教えてほしい」という浅香には「それはね、照明さんに多くお金を払ってきれいに(光を)当ててもらうことだよ。そして、足りなかったらメイクさんに(影を)書いてもらうんだ!」などとユーモアたっぷりに答えていた。
最後に「キャストの力とスタッフの皆さんの力で、全力で振り切って自分を出せた作品です。自分の代表作である『海猿』と並ぶ代表作になったと確信しています。(来場していた試写会の観覧客に)エンターテインメントとして楽しんで帰っていただければと思います。どうか皆さん、次は自分のお金で見てください」と笑いを交えてアピールした。
11月10日(土)公開
BeeTVドラマ「悪の教典―序章―」
10月15日(月)より「dマーケット VIDEOストア& BeeTV」で独占配信