何か問題でも? 克典探偵が“只野仁”超え!「匿名探偵」初回視聴率は11.7%!!
10月12日にスタートした高橋克典主演の金曜ナイトドラマ「匿名探偵」(テレビ朝日系)の視聴率が11.7%を記録したことが分かった。ことしの同枠ドラマでは6月8日に放送された「都市伝説の女」の最終回(11.6%)以来の10%超えで、'03年7月に放送された「特命係長・只野仁」season1の初回視聴率11.3%も超える好発進を決めた。尚、時間帯占有率(シェア)は同枠の連ドラの初回としては史上最高となる28.7%を記録した。(数字は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)
同ドラマは、古い雑居ビルに事務所を構え、仲介者を通しさまざまな依頼を請け負うハードボイルドな探偵(高橋)が、体を張って事件を解決していく姿を描く痛快活劇。名前を名乗らない主義の探偵が、時に聞いている方が恥ずかしくなるようなクサいせりふを並べつつ、裏切られ、傷つき、そして権力に踏みにじられながらも決して諦めず依頼人のために真実を求める。共演は片瀬那奈、山口大地、森次晃嗣、田山涼成、三浦理恵子ら。脚本の高山直也を筆頭に、スタッフは「特命係長・只野仁」シリーズでもおなじみのメンバーが構成する。
第1話では、敏腕美人弁護士・響子(片瀬)を通じて依頼を受けた、ストーカーの被害者・映子(宮地真緒)の悩みを解決。映子はここ数日、妙な男に付け回され、一日の行動全てを見張られているような感覚で、ひどく怯えているという。探偵は只野と違い、尋常じゃない強さを見せることはないものの、女性にめっぽう優しい彼らしい方法で映子を守ることに。やがて、事件は意外な方向へ飛び火するが…持ち前の女性への“奉仕精神”を生かし、探偵は事件の真相を解明する。
10月19日(金)放送の第2話では、憂いのある表情が特徴的な主婦・美晴(吉井怜)の相談に乗る。依頼内容は、医大の主任外科医である夫・健介(二階堂智)の浮気相手が誰かを突き止めるというもの。美晴によると、夫には1年ほど前から浮気の兆候があり、つい先日、離婚を切り出してきたらしい。しかし、別れるつもりのない美晴は、夫の心を動かした女がどんな人物か知りたいという。さっそく探偵は健介を尾行するが、1週間以上張り付いても、全くと言っていいほど女の影が見当たらず、浮気自体が美晴の勘違いではないかと探偵は疑い始める。ところがそんな探偵に、美晴が肌をあらわにし、無数の打撲痕を見せ付ける。美晴によれば、離婚を拒否するたび、健介から暴力を受けるようになったという。そんな美晴に心を動かされた探偵は、病院外に女がいないとすると、病院内しかいないと思い、探偵は自ら故意に負傷し、健介の病院に“潜入”することに…。
毎週金曜 夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送中
※一部地域では放送時間が異なる