「絡みつきがいがある!」堺雅人が菅野美穂の印象を告白
12月22日公開の映画「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]」の完成披露レッドカーペットセレモニー及び舞台あいさつが行われ、出演者の堺雅人、菅野美穂、柄本佑、西田敏行と金子文紀監督が登場した。
同作品は、'10年に大ヒットした「大奥」の第二弾で、五代将軍綱吉の時代、豪華を極めた元禄の世に、孤独な二人がたどり着いた永遠の愛を描く。奇病が原因で、男女逆転の世が誕生して30年。時は元禄、五代将軍綱吉(菅野)の時代。徳川の治世は最盛期を迎えていたが、大奥では後継者を巡って正室と側室の激しい派閥争いが起こっていた。そんな中、京から公家の男・右衛門佐(堺)がやってくる。右衛門佐は、類まれなる野心と才覚で巧みに綱吉に取り入り、総取締として大奥での権勢を掌中に収めていく…といったストーリー。
舞台あいさつで、菅野の印象を聞かれた堺は「この作品では、(役として)菅野さんという一本の大きな木に絡みつくつる植物のような役割だと思っていて、絡みつきがいがある女性だなと思いました。妖艶で、危険な甘い香りのする花のような存在」と明かした。さらに、西田敏行も「菅野さんの父親役で、娘を溺愛するんですけど、溺愛の“溺れる”は、西田敏行が菅野美穂に溺れていましたね(笑)」とコメントし、笑いを誘っていた。
また、撮影中のエピソードについて「柄本くんがホテルのスリッパのまま現場に来た時は驚きました。履いたまま電車に乗ってきてるんです!」と柄本の恥ずかしいエピソードを暴露し、会場を沸かせていた。
12月22日公開