スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の新ドラマ「SMASH」が無料BSチャンネルのDlifeで11月3日(土)から放送を開始するのを記念して、10月25日、東京・新宿ステーションスクエアにて、ヒューマンビルボード・ミュージカルが開催された。スペシャルゲストとして北陽の虻川美穂子が登場し、新宿の夜をサプライズでにぎわせた。
本ドラマは、スピルバーグが長年その構想を温めてきた企画を、自ら製作総指揮を務め作り上げたショービズ・サバイバル・ドラマ。マリリン・モンローの人生を描くブロードウェイ・ミュージカルの制作現場を舞台に、ショービズ界に生きる者たちの人間関係が圧巻のダンス・パフォーマンスとともにスキャンダラスに描かれている。ヒューマンビルボード・ミュージカルは、高さ7.5メートル、幅13メートルの大型ビルボード(屋外看板)のステーから生身の人間が飛び出し、ビルボードの壁面を舞台に番組さながらの歌やダンスでのパフォーマンスを行うイベント。スペシャルゲストの虻川はマリリン・モンロー風の衣装でビルボードから飛び出し、パフォーマンスを披露した。
ダンサーからバラを贈られるのを断りながら登場した虻川は「私は誰のものでもない。私はマリリン・モンロー」とすっかりマリリン・モンロー気分。「やり手のジャーマネ(マネジャー)さんが、スピルバーグ監督がマリリン・モンローを探しているということを小耳にキャッチしまして、急いでいろんな全勢力を掲げてマリリン・モンローにしていただきました。もしこれを何かのルートでスピルバーグ監督に見せることがあれば、このドラマに出てくるマリリン・モンロー役候補として入れていただきたいと思い、こういう格好をさせていただきました」とマリリン・モンロー役に立候補した。
一足先にドラマを見た虻川は「華やかなミュージカルドラマは何回か見たことがあるんですけど、出てくるキャラクターの葛藤や悩みが感情移入しやすいぐらい細かく描かれていて、こんな人間ドラマを意外にもスピルバーグ監督が作っていて、めちゃ面白いです。途中までしかまだ見られてなくてめちゃ気になります」と作品の魅力を語った。また、ドラマのストーリーにちなんで、印象に残っているオーディションについて聞かれると「昔、工事現場の警備員のバイトをして、色が黒くなってしまったんですよ。当時ガングロが流行ってまして、お笑いのオーディションを受けた時に『お前、女芸人のくせになんで日焼けしてんだよ。鼻につくわ!』と言われたことがある」と苦い思い出を明かした。
最後に「私マリリン・モンローになるのであれば、どんなことでもいたします。演出の方がマリリンはもっとセクシーだと言っていたので、自分の中のセクシーを出させていただきます」と虻川なりのセクシーポーズでアピールし、集まった観客を笑わせた。
11月3日(土)スタート
吹き替え版:毎週土曜 夜9:00-10:00
字幕版:毎週金曜 夜11:00-11:54
Dlifeで放送