湊かなえの衝撃作が鈴木京香主演で連続ドラマ化!
TBS系にて'13年1月スタートの金曜ドラマ(毎週金曜夜10:00-10:54)は、湊かなえのミステリー小説「夜行観覧車」を連続ドラマ化。鈴木京香が主演を務めることが分かった。鈴木がTBS系の連続ドラマで主演を務めるのは、'08年10月期の「SCANDAL」以来5年ぶり。
湊初の“家族”小説が原作となる本ドラマは、高級住宅地を舞台に3つの崩壊した家族が絆や生きる意味を考え直し、再生していくという物語。主人公の平凡な主婦・真弓(鈴木)が、娘の家庭内暴力や夫の帰宅拒否症、自治会長からのいじめなど、数々の困難に立ち向かいながら、懸命に生きていく姿が描かれる。
本ドラマに参加することに決まった時にはすでに原作を読んでいたという鈴木は、「一つの事件を通して3つの家族の悩みが浮きぼりになっていく過程がとても面白い」と印象を明かし、湊と対面した感想を「女性のもつさまざまな面を一つ一つはっきりと目の前に突き出して見せてくださる。優しくシビアな洞察力があってこそですね」とコメント。役柄については、「真弓という女性はどこにでもいる普通の女。良い妻、善い母であろうともがく姿をしっかり表現したい。遠い理想を追うばかりに見えなくなった家族の幸せを、最終回にはしっかりと真弓につかませてあげたいです」と意気込んでいる。
また、プロデューサーは「タンブリング」('10年TBS系)、「白戸修の事件簿」('12年TBS系)などを手掛けた新井順子氏が担当。新井氏は「いつもパリッとして気品のある鈴木京香さんですが、今回はイメージからかけ離れた平凡な主婦を演じていただきます。ドラマの中盤では、どん底に突き落とされ、娘に手をかけてしまう一面もあります。精神的に追い込まれる主人公を、どのように演じてくださるのか? きっと鈴木さんの繊細な表情や内面からくる美しさが画面を際立たせ、見るすべての方を魅了すること間違いありません!」と、鈴木が演じる真弓に期待十分の様子。
湊は「『夜行観覧車』は家族の物語です。ここで起きる事件とは、どこか遠い町、同じ地域、お隣さん、余所(よそ)の家での出来事のようでいて、もしかすると、あなたの家で起こる事かもしれません。見終えた後、いつもと同じはずの景色が少し違って見えるようなドラマになるはずです。ぜひ、ご期待ください」とコメントを寄せている。
'13年1月スタート
毎週金曜 夜10:00-10:54
TBS系で放送