結城アイラの3rdアルバム『For My Dear...』は、手紙をつづるような気持ちで作った待望の新作!!
歌手の結城アイラが、3枚目のアルバム『For My Dear...』を11月21日(水)にリリースする。同作は、アニメシンガーとして歌ってきた楽曲に加えて、作詞・作曲を手掛けたオリジナル楽曲も収録するなど、シンガーソングライターとしての活動を本格的に融合させた内容となっている。今回、発売を記念して結城アイラ本人にアルバムに込めた思いを聞いた。
――アルバムのコンセプトとタイトルに込めた思いをお聞かせください。
約2年ぶりということで、2年の間に学んだことだったり、出会えた人達へ、何かメッセージを伝えられたらと思い、『For My Dear...』親愛なる…(あなたへ)というアルバムタイトルにしました。
――表題曲「For My Dear...」はどんな曲ですか?
表題曲はアルバムタイトルと同じ、「For My Dear...」というタイトルにしました。初めて曲を聴いた時、「これだ! この曲が表題曲だ!」と、何かピンと来て、当初作詞はお願いしようと思っていたのですが、気づいたら「私に書かせてください!」と言っていました。 そのくらい曲に創造力をかき立てられ、言葉が降ってくるような感覚で歌詞を書くことができました。ライブやイベントで皆さんと出会えたうれしさや、素直な気持ちを歌詞にしたので、レコーディングの時も皆さんが目の前にいてくれて、一緒に歌ってくれてるようなイメージを膨らませながら、歌入れしました。
――特に思い入れのある曲などありますか?
一曲一曲に、それぞれの思い入れがあるのですが、中でもタイアップ曲に関しては、「宇宙戦艦ヤマト2199」の第一章エンディングの「星が永遠を照らしてる」が思い出深い一曲です。自分が新ヤマトの主題歌を歌えるなんて、と信じられない気持ちと、旧作への思いも強かったため、制作当初は複雑な緊張とプレッシャー、そして曲や歌詞も本当に素晴らしいと思っていたので、曲に負けてしまいそうな自分がいました。でも、そんないろんなものを乗り越えたからこそ、ずっと歌っていきたい、大切な一曲になったと思います。
――新曲についてはいかがですか?
新曲に関しては、今回作詞作曲をさせていただいた「心にあるキラキラを忘れないで」です。今回のアルバム曲たちは、それぞれ個性が強い曲が多いので、シンプルな構成、アレンジの曲をラストに入れたいと思っていました。ピアノとアコギとウッドベース、パーカッション…という、アコースティックな編成で、優しい音を意識して作っていただきました。忙しい毎日の中で、ふと気付くと、忘れてしまっている夢を持つ気持ちとかキラキラした思いを、ずっと忘れないでほしい、というメッセージを込めた歌詞になっています。
――前回のアルバムから2年以上たっていますが、歌い方など変わりましたか?
以前から曲によって歌い方が変わるタイプではあったのですが、ここ1年のレコーディング曲を振り返ってみると、「悲しみは誰の願いでもない」あたりから、よく周りの方から歌い方が変わった! と言われるようになりました。自分では、「そうかな~?」と思いつつ、以前の曲と比べてみると、確かに「悲しみ~」あたりから声にパンチのようなものが出てきた気がします。スポーツジムでの筋トレの成果…もあるのかも(笑)。あとは、歌を通して伝えたい気持ちや、ライブを通して、もっと皆さんと一緒に音楽を楽しみたい! という思いが芽生えたことで、その気持ちが声に出てきたのかもしれません。
――最後にメッセージをお願いします。
最後まで読んでくださりありがとうございます! 今回のアルバム「For My Dear...」は、私なりのいろいろな挑戦と思いをたくさん詰めて、これまで出会えた大切な方たちへ、手紙をつづるような気持ちで作ったアルバムとなりました。私からの思い、受け取ってください!
アルバム『For My Dear...』
11月21日(水)発売
3000円
ランティス