唐沢寿明が倒産危機を迎えた大企業の再建に奮闘!!
2013年1月にNHK総合で放送される「メイドインジャパン」の記者会見が11月27日に同局内で行われ、出演者の唐沢寿明、吉岡秀隆、國村隼、マイコ、斎藤歩、中村靖日、平田満が登場した。
同作は、1953年2月1日、NHKがテレビの本放送を開始して以来、60年の節目を迎えるに当たって制作される脚本家・井上由美子によるオリジナル作品。戦後の日本を支えてきた物づくりの意義を見つめ直し、逆境を乗り切ろうとする日本人の姿から、「メイドインジャパン」とは何かを正面から見据えて描いていく。製造業が軒並み危機を迎える中、大手家電メーカー・タクミ電機が、倒産まで「余命三カ月」の危機に追い込まれる。そんな中、営業、財務、工場の現場で先頭に立ってきた矢作篤志(唐沢)、柿沼恒男(吉岡)、西山慶吾(國村)の3人が秘密裏に7人の「再建チーム」を結成し、起死回生の倒産回避に奮闘していく。
タクミ電機の営業部長・矢作を演じる唐沢は「社会派というよりかは愛に溢れた作品になっています。そのようなところを楽しんでいただきたいです」と語り、「共演させていただいている方々とは本当に仲良くさせていただいています。共演できて良かったと感じています」と共演者をねぎらった。一方、企業内弁護士を演じるマイコは「最初台本を読ませていただいたときに登場人物たちの真っすぐで熱い思いというものに感動しました。立場の違う登場人物たちが見せる奮闘する姿に勇気をもらえる作品になっています」と作品の見どころを語った。
印象に残っていることを聞かれた中村は「大きな出来事やハプニングもなく和やかな雰囲気で、自然と本番に溶け込んでいける現場です。唐沢さんの印象は“おもろくて”、“かっこよくて”、“器がでかい”この3点がすごい方です」と話すと、唐沢が「非常に皆さんとは仲良くやらせてもらっています。ただ、中村君がこの前遅刻をしてしまいまして、それで少し亀裂が入ったくらいです(笑)」と会場を笑わせた。
最後に制作統括の高橋錬氏は「日本の物づくりが大変な危機に追い込まれ、先の見えない不透明な時代で、会社再建に挑む男たちのドラマを作りたいと感じました。実際の大企業の話しも参考にさせていただいています。今の日本が抱える問題点をはじめ、様々な人間模様が描かれているので楽しみにしていてください」と作品への熱い思いを語った。
2013年1月26日(土)スタート予定(全3回)
毎週土曜 夜9:00-10:13
NHK総合で放送