大河初出演となる工藤阿須加が自身の役柄を語る!!「三郎は今の若い世代に共感してもらえる人物です」
NHK総合で放送中の大河ドラマ「八重の桜」で、山本八重の弟である山本三郎を演じる工藤阿須加が同局で役柄への思いなどを語った。
工藤が演じるのは、八重(綾瀬はるか)、覚馬(西島秀俊)の弟で、一人前の会津藩士になることを夢見て鍛錬に励み、18歳で初めて京都勤番として上洛する山本三郎。鳥羽・伏見の戦いでは、重傷を負うも雄々しく戦う。なお、工藤は2月10日(日)放送の第6回から登場する。
本格的な俳優デビュー作となる「八重の桜」への出演について工藤は「クランクインしてから最初の頃はとても緊張しました。今は出演者の皆さんに親切にしていただいて、とても良い雰囲気で現場に取り組ませていただいています。精一杯、自分ができることをやらせてもらいながら、たくさんの事を学ばせてもらっています。とても充実した日々を過ごしています」とコメント。続けて、山本家内でも共演することの多い綾瀬や西島については「綾瀬さんには普段から“さぶちゃん”と呼ばれています。西島さんは何気ない普段の会話で僕の緊張をほぐしてくれます。二人からは本当に兄弟のように接してもらっています」とそれぞれの印象を話した。
また、自身が演じる山本三郎という人物を「三郎は会津藩の役に立ちたいと思う一方、目上の人に意見したいけど言えないというような、もどかしい気持ちをたくさん持っている人物です。そのようなところは今の若い世代の方々が共感できる部分だと思います。自分でも演じていて“自分と似ているな”と思えるところがたくさんあります」と自身の役柄を分析し、役作りについては「家でも袴をはいてみたり、極力昔の人に近い生活をするようにしています。それ以外には、その時代の本を読み、京都にある三郎さんのお墓にも行きました」と語った。
工藤は2月10日(日)放送の第6回「会津の決意」からの登場となる。偉大な兄・覚馬、型破りな姉・八重の背中を見て育つ三郎が、どのようにして一人前の会津藩士へと成長していくかが見どころだ。
毎週日曜 夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかで放送