仲村トオルと八千草薫がロードムービー仕立てで母子愛を綴る
MBS・TBS系では、3月31日(日)、「春のドラマ特別企画『母。わが子へ』」を放送する。出演は、仲村トオルと八千草薫。2人のほか、玉山鉄二、紺野まひる、朝倉あきらが出演する。
同作は、これまで違う道を歩んでいた兄弟が、末期ガンで余命わずかの母の病気をきっかけに再会し、故郷である東北に向けて“最後の家族旅行”をしながら、ロードムービー仕立てで兄弟愛、家族愛など数々の愛の形を紡ぐヒューマンドラマ。
仲村は、日々の生活に手一杯で、生きる目的を見失っている長男・門間崇史を演じる。また、愛嬌のある性格だが、家族に心配をかけてきた風来坊である崇史の弟には、玉山鉄二が抜擢された。八千草は、仲村&玉山が演じる兄弟2人の母親・門間千勢役。
東日本大震災から約2年という月日の経った被災地・東北での撮影も敢行。未だ震災の傷跡が残る東北を背景に、命を懸けて息子たちへの愛を注ぐ母とそれに応えようとする兄弟の姿、そして未来への希望が感動的に表現される。
仲村は「脚本を読んだ時は、『これをやらないと罰があたる』と思いました。(被災地・東北が物語の舞台として描かれることについて)失礼のないように、そして、『見てよかった』と思っていただけるようなドラマにしたいです」と意気込み十分。
一方、八千草は「素直に感情移入できる素晴らしい作品に出合え、大変うれしく思いました。心に沁みる、ホームドラマだと思います。ご家族皆さんで1つのテレビでご覧になって頂ければと思います」と、感慨深げにコメントした。
このドラマの主題歌には、全員が音大や声楽科出身で身長180cm以上というイケメン5人組・Le Velvets(ル・ヴェルヴェッツ)の「The Letter To My Mother ~母への手紙~」が起用された。同ドラマの製作と演出を手掛ける竹園元プロデューサーがエンディングを飾る楽曲を探していたところ、彼らの曲のポテンシャルの高さを自らコンサート会場で体験し、主題歌に使用することをオファー、実現に至った。
演技派俳優・女優たちの掛け合いとともに、Le Velvetsの感動的な音楽が、観る者をグイグイと作品の世界に引き込んでいきそうだ。
2013年3月31日(日) 21:00〜 MBS・TBS系で放送