毎週水曜夜に放送中の上川隆也主演ドラマ「遺留捜査」(テレビ朝日系)で、今シリーズから月島中央署に異動してきた刑事・横山を演じている波岡一喜にインタビューを敢行した。
同作は事件現場に残された遺留品、被害者が残した被害品が持つ意味を徹底的に探り、声無き遺体が訴えたかったメッセージを代弁する刑事・糸村(上川)の活躍を描く人気刑事ドラマシリーズの第3弾。'11年4月クールに放送された第1シリーズは平均視聴率14.3%を記録。続いて'12年7月クールに放送された第2弾も平均視聴率12.5%をマークするなど、安定して高い支持を集めた。今回、新キャストとして西村雅彦が加わり、さらなる進化を遂げて帰ってきた(数字は全てビデオリサーチ調べ、関東地区)。そんな遺留品をテーマにした同作の見どころや、撮影を振り返っての感想などを波岡に語ってもらった。
――シリーズ第3弾となる「遺留捜査」で糸村がいる月島中央署に異動されましたが、ここまでを振り返って手応えを教えてください。
ひと言で言えば、めちゃめちゃ楽しいです! 「遺留捜査」に戻ってきた懐かしさもあり、新しい月島中央署に来た新鮮さもありという感じで。日々の撮影が楽しくて仕方がありません。
――異動してきたばかりなのに月島中央署に昔からいたような空気感にも見えますが、演じられてきて周囲との呼吸は合ってきたと思いますか? また、客観的に見て月島中央署の皆さんの印象はいかがでしょうか?
僕が34歳にして最年少という現場なので、共演者の方々は当然ベテランの方々ばかり。僕はただただ皆さんに刺激をいただき、ついていくのみでございます。
――今回も糸村に振り回される、むしろ糸村の保護者的な立ち位置になっていますが、終盤に向けて糸村との関係は変わると思いますか?
既に最終回まで台本を読んでいるので終盤のことは秘密です(笑)。ただ、横山としては、今のままの糸村さんとの関係性が心地良いのだと思います。振り回されてるのが本気で嫌ではないというか…実はMなのかも(笑)。
――波岡さんから見て、「遺留捜査」がほかの刑事ドラマと違う魅力を教えてください!
犯人が誰かというのが一番じゃないところですかね。犯人探しよりも、被害者の想いを残された方々にきちんと伝えることに重きを置いている。そんなドラマやと思います。
――波岡さん演じる横山の終盤の見どころを教えてください
糸村さんへの“秘めたる愛”を感じてくれたらこれ幸いです!
毎週水曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送中