あの名作が約26年ぶりに復活! 「特捜最前線」が上川隆也主演で今秋放送決定!!
'77年から10年間にわたって放送された人気刑事ドラマ「特捜最前線」(テレビ朝日系)が、装いも新たに上川隆也を主演に今秋、スペシャルドラマとして復活することが分かった。上川は“相棒”の警察犬・ブルカーンと共に、麻薬に絡む事件を捜査する特捜課所属の巡査部長・椚谷評介を演じる。上川は「26年ぶりに新しいシリーズとして『特捜最前線』をやることになりました。今回のストーリーは警察犬が活躍するお話です。以前に放送されていた『特捜最前線』でも警察犬のお話のものはあり、人気のあった作品だと聞いています。犬好きとしては、とても楽しみにして撮影に入りました」と明かした。
同ドラマは、総話数509作にも及ぶ“刑事ドラマの代名詞”的な作品。約26年前に放送されていた同作は、二谷英明、大滝秀治、本郷功次郎、藤岡弘、ら豪華俳優陣による演技に加え、ストーリーの質においても現在放送されている刑事ドラマの土台を作ったと言っても過言ではない。今回復活する同作では上川のほか、特捜課のメンバーとして松城実朗役で石黒賢、紅竹咲馬役で平岳大、鷹柳岳志役で平山祐介、栗風流役で渡部豪太、杜氏梅吉役で笹野高史、そして彼らをまとめる特捜課課長・榊田聡一郎役で小林稔侍が出演する。そのほか、警察官訓練士・朝水彩栞を原沙知絵、麻薬対策班の係長・乾部兵庫を小日向文世、事件のカギを握る麻薬対策班の刑事・伊沢竜司を平山浩行が演じる。
また、原案・脚本は「特捜最前線」シリーズのメーンライターとして全509話中100話以上を執筆した長坂秀佳が担当。'84年4月に「特捜最前線~7周年記念」の一環として放送され、前・後編ともに視聴率20%以上を記録した「七頭の警察犬シリーズ」を基にした新作が完成した。“テレビ朝日開局55周年度”にふさわしいスケール感、エンターテインメント性豊かな作品に仕上がりそうだ。ヒューマンドラマ性、時にヘリコプターや爆薬を使った大掛かりなアクション、そして時代に寄り添うストーリーのテーマなどで根強いファンを獲得してきた同作が、再び刑事ドラマ界に新風を巻き起こす。
気になるストーリーは、新興麻薬組織による事件が頻発するところからスタート。彼らの足取りを追っていた評介(上川)ら特捜課だったが、ほどなくしてその組織の幹部が相次いで惨殺される事件が発生する。評介は相棒の警察犬・ブルカーンと共に現場を捜索し、遺留品を解析すると、浮かび上がった持ち主は行方不明になっていた麻薬捜査官・伊沢だった。なぜ伊沢は姿を消したのか? 事件との関連はどうなのか? 特捜課の刑事たちと7頭の警察犬による決死の捜査が始まる…。
あらためて本作について上川は、「橋本(一)監督とは今作を『警察物語としてのファンタジーにしよう』と話しております。よくある警察モノとは一線を画すような、そしてどこか懐かしいテイストの“ポリスストーリー”になるのではないか、と思っています。当時放送されていた『特捜最前線』は僕らにはハードルの高い、いぶし銀ドラマのような印象を持っていました。そんな大人のドラマにキャスティングしていただける年齢になったんだなぁ…としみじみ感じております。『特捜最前線』という看板は掲げているけれど、2013年の世相を反映できるといいですね。素敵なキャストの皆さんと、アクションあり、銃撃戦あり、動物との触れ合いありと見どころ満載となっております。ぜひ楽しみにしていてください」とアピールした。
今秋、テレビ朝日系にて放送