「何度でもやります!」櫻井翔“謎ディ”続編に意欲
「映画 謎解きはディナーのあとで」の初日舞台あいさつが、8月3日に都内で行われ、出演者の櫻井翔、北川景子、椎名桔平、桜庭ななみ、生瀬勝久、中村雅俊と土方政人監督が登壇した。
同作は、'11年の連続ドラマ、'13年のスペシャルドラマ(いずれもフジテレビ系)が人気を博し、劇場版になった話題作。櫻井翔演じる宝生家の執事・影山と北川景子演じる宝生家のお嬢様で刑事の宝生麗子が、休暇中に乗ったクルーズ内で突如発生した殺人事件に巻き込まれていく。
シリーズ初の海外ロケや豪華キャストの共演など“ゴージャス感”にあふれた本作。舞台あいさつの模様は、全国75の劇場でも同時中継され合計6万1600人が観賞する中、櫻井と北川は、なんと劇中にも登場した宝生家自家用ヘリコプターに乗って会場に駆けつけるという“ゴージャス”なサプライズ演出で観客を大いに沸かせた。
櫻井は「楽しんでいただけたであろうみなさんの笑顔とスタッフのみなさんの笑顔が見ることができ、この日を迎えられ胸が一杯でございます」とあいさつすると、「『映画 謎解きはディナーのあとで』、本日をもって出航いたしますので、どうぞこれから1日でも長い船旅になりますよう、みなさま応援お願い致します」と公開初日の意気込みを語った。
麗子の上司でちょっと残念な御曹司刑事・風祭を演じる椎名は「ハ~イ!」と劇中さながらのハイテンションで会場を盛り上げると「2年間やってきまして、今日でこの風祭から開放されると思うとちょっと正直ホッとします!」と思わぬ本音もポロリ。一方、櫻井は劇場版公開前に放送されたスピンオフドラマに触れ、「この作品の幸せなところは、いろいろな広がりが出ていること。それぞれのスピンオフが無限にありますから、何度でも楽しんでもらおう、いや、何度でもやってやろうと思ってますよ!」と発言し会場の熱気はさらに高まる。「お嬢様のスピンオフは?」の声が飛ぶと、北川が「やりた~い」と土方監督におねだりする一幕も。
最後に櫻井は「本日はみなさま、真っ先に劇場に足を運んでいだききましてありがとうございました。しかし、たくさんの伏線が絡み合っている作品でございます。一度しかご覧にならないとはお客さまの目は節穴でございますか? またご覧いただけたら、ありがたき幸せ」と“生毒舌”で締めくくった。
公開中
監督=土方政人
脚本=黒岩勉
原作=東川篤哉
出演=櫻井翔、北川景子、椎名桔平