映画「ガッチャマン」(8月24日・土公開)のプレミア試写会及び花火イベントが、8月19日、都内で行われ、松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平が登場した。
同作品は、'72年にスタートし平均視聴率21%を記録したTVアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」を実写化したもの。近未来を舞台に、謎の侵略者と戦う5人の若者の活躍を描きながらも、力を持つがゆえに戦うことに対する苦悩や葛藤も描いた単なるヒーロー映画の枠には収まらない重厚なエンターテインメント作品。
涼しげな浴衣姿で舞台あいさつに登場した5人は、「大河ドラマをやっているとかつらを被っていて(首を通さなくては着れない)Tシャツは大変だから浴衣はよく着ますね」(綾野)、「(鈴木)亮平さん、浴衣を着るために生まれてきたような体型で、けっこう似合ってますよね!」(松坂)と感想を明かした。そんな中、鈴木が「剛力さんがこんな姿でお祭りに来たら、(かわいすぎて)もう謝っちゃうね!」と絶賛すると、綾野も「お祭りで(剛力の)同じクラスの男子に会いたいね」と言い出し、急に松坂を剛力の彼氏役に見立ててミニコントを開始。しかし、コントの着地点が見つからず、「グダグダじゃん!」(綾野)と言って会場を沸かせる一幕も。
また、大変だったシーンについて「(松坂、綾野、鈴木)3人のアクションシーンは大変だったね」(綾野)、「洞窟の中で戦うシーンも大変だった!」(松坂)と撮影での苦労も告白。さらに、鈴木は「(ガッチャマンの衣装の)Gスーツは、蒸れて汗がたまっちゃうんです。それで、お腹にあせもができてしまいました」と笑いながら振り返った。
ほか、鈴木が「監督の中で裏設定があったらしくて、『5人の中で一番強いのはジュン(剛力)なんだけど、強すぎる力が暴走するのを抑えるために甚平(濱田)がいる』とか、『竜(鈴木)が、実は体を改造されたサイボーグだった』とか…」と話すと、綾野が「全部、撮影が終わってから聞かされたんだよね」と暴露し、観客を驚かせていた。
花火イベントでは、300発の打ち上げ花火と“ガッチャマン”にちなんだGマークの花火を観客と共に鑑賞。しかし、花火が打ち上がっている中で写真撮影が行われたため、音と火薬の匂いしか堪能できなかった5人。そんな状況に鈴木が「うなぎ屋の横で白飯食うみたいだった…(泣)」とぼやいて爆笑をさらっていた。
最後に「熱量の籠もった作品です! ぜひ映画館に見に来てください!!」(鈴木)、「ジェットコースタームービーになっているので、遊園地に行けなかった場合は、映画館で臨場感を楽しんでいただけたら幸いです」(綾野)、「女性も楽しめる作品になっていますので、ぜひジュンの目線で見ていただけたらうれしいです」(剛力)、「最新のVFXを使用していてすごく迫力のある映像になっていますし、人間ドラマも見応えのあるものになっています」(濱田)、「難しいことは考える必要のない、気持ちにいい作品になっています!」(松坂)とそれぞれアピールした。
8月24日(土)公開