やせた細った竹中直人を北乃きいが絶賛!?
映画「ケンとメリー 雨あがりの夜空に」の完成披露試写会が、10月28日、都内で行われ、舞台あいさつに竹中直人、北乃きい、深作健太監督が登壇した。
同作品は、RCサクセションの名曲「雨あがりの夜空に」に乗せて、サラリーマン親父とデタラメ中国人ドライバーの凸凹コンビが織り成す義理と人情の痛快爆笑ロードムービー。男手ひとつで娘・縁(北乃)を育ててきたサラリーマン・片倉健(竹中)は、マレーシアで行う娘の結婚式を阻止するためマレーシア行きの飛行機に乗り込むが、悪天候により緊急着陸することになる。見知らぬ空港に降り立った片倉は、財布をすられてしまい、途方に暮れる。そんな中、縁と知り合いだというおんぼろトラックの運転手・メリー(フー・ビン)と出会い、結婚式が行われるクアラルンプールを目指すことに。前途多難な旅を経て、片倉とメリーは縁の結婚式に間に合うことができるのか…といったストーリー。
舞台あいさつでは、全編マレーシアで行われた撮影について「現場が40℃近くあって、合間にロケバスに涼みに行くんですが、気持ちよくなっちゃって、フー・ビンと一緒に寝ちゃったんです。そうしたら二人とも風邪をひいちゃったりして…。大変だったんですが、いま思えばとても楽しい思い出です」(竹中)、「朝から夜まで、ずっとウエディングドレスを着ていたので、ゆるめることもできず大変でしたね」(北乃)とそれぞれ苦労を告白。
そんな中、竹中が「子供たちがかわいいんですよ。僕がちょっと追いかけると、すぐ逃げてくれるので(笑)。いつも追いかけっこをしていたらすごく汗をかいて、5、6キロやせました」と明かすと、北乃が「(やせ細った体が)それがすごくいいですよね。疲れきったサラリーマンという感じが出ていて…(笑)」とコメントする場面も。
舞台あいさつ終盤では、若手お笑い芸人のぶらっくさむらいが乱入し、いきなり北乃に求婚。そんなぶらっくさむらいに対し、竹中は映画の内容さながらに大反対して、会場を沸かせていた。
11月9日(土)公開