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束縛されたい!? グラビアアイドル・柴小聖が赤面告白!

2013/12/18 22:21

朗読劇に初挑戦する柴小聖
朗読劇に初挑戦する柴小聖

グラビアやバラエティー、ドラマ、舞台で活躍中の柴小聖が、朗読劇「こゝろ」に出演。前半部分では主人公の母親を、後半では若かりし日の先生の下宿先の未亡人を演じる。同公演は、日本文学の名作である夏目漱石の同名小説を生演奏と映像と共に綴る新感覚のライブ朗読劇。

学生の主人公は、ある男性と親しくなり「先生」と呼んで、足繁く先生の自宅を訪れるようになる。先生との距離が縮まるにつれ、先生が心の傷を抱えていることに気付いた主人公は、その原因を尋ねるも、先生から時が来れば打ち明けると返答される。そんな中、父親の危篤で帰省した主人公のもとに先生から長い手紙が届く。その内容は、先生が抱える心の傷にまつわる内容が赤裸々に綴られていて…といったストーリー。恋の三角関係をテーマに、誰もが経験する心の葛藤や嫉妬心で揺れ動く様を瑞々しく描き出した切ない物語。

今回、朗読劇初挑戦となる柴小聖にインタビューを行い、意気込みや作品への思いを語ってもらった。

――初の朗読劇はいかがですか?

台詞を覚えてしまってはお芝居になってしまいますし、台本を見続けていてもお客さんに伝わりづらくなってしまうということで、朗読しながらも時折、顔を上げるという朗読劇ならではの読み方に最初は慣れなくて苦労しました。また、お芝居と比べて動きが少ないぶん短い台詞ほど感情が伝わりづらいので、声のトーンや台詞の言い方など自分なりに試行錯誤しました。初挑戦なのですが、ずっとやってみたいものだったので、(本番を控えて)今はわくわくしています。

――2役ともお母さんという年上の役については?

最初に聞いた時は、「おぉ!お母さんをやれる歳になったのか」と驚きましたが、声だけでお母さん役を表現できるようにかなり研究しました。以前、舞台で男性の役をやらせていただいた時に掴んだ低い声を出すコツが活きました!(笑) 落ち着いた感じを出すための台詞まわしなど声のバリエーションが増えたので、ぜひ聞いていただきたいなと思っています。後半部分の未亡人役のところでは、演出家さんから「女性の賢さを表現してほしい」と言われたので、ストレートに気持ちを表わすのではなく、台詞の奥にある心情を表現するために“含み感”のある読み方を心掛けています。

――原作を読んだことはありましたか?

教科書に載っていた部分だけ…(笑)。だから今回、このお話をいただいた時に国語の教師をしている伯父に電話をして、登場人物の心情や作品で描かれているメッセージなどかなり深いところまで教えてもらいました。(物語の全容を読んだ感想は?)物語としては悲しいお話なのですが、描かれている恋心から「恋をするのは今も昔も一緒なんだな」と改めて感じましたし、「恋って、こんなにナチュラルに始まるものなんだな。人が人を好きになるというのは純粋に始まるんだ」と思いました。好きな人について親友に相談するシーンは、「こういうことあるよな」とすごく共感しましたし。(同じような経験がある?)わたしの場合は、いいなと思った人には大体彼女がいるんですよ! やっぱり魅力的な人には、相手がいるなと…(泣)

――物語では嫉妬心から来る心の揺れ動きが描かれていますが、ご自身の嫉妬エピソードを教えてください!

気になる人が女の子と仲良く話しているのを見て「何の話をしているんだろう?」とか、SNSでログインしているのにメールの返信がなかったりすると「どうしたんだろう?」って嫉妬したことがありました。男女問わず、自分より相手のことを考え過ぎてしまって…基本的に“気にしい”なんですよね。(ということは恋人に対して束縛してしまうタイプ?)どちらかと言えば束縛するタイプかもしれないですね。だから、束縛されることにちょっと憧れている部分も…(笑)。「わたしがいないとダメ」と重いくらい一途な人がタイプです(照)

――見どころは?

若かりし頃の先生が未亡人に「お嬢さんをください」と言うシーンでは、その時の心境にぴったりの音楽が流れるんです。先生の「やっと言えた」という緊張の中の安堵する気持ちと、「これから先に向かうぞ」という前向きな覚悟を決めた“強さ”みたいなものも表現されていて、稽古でその音楽が流れた瞬間にすごく気持ちが入った場面でもあったので、ぜひ注目していただきたいです!

――最後にメッセージをお願いします!

役者のその日のテンションに合わせた音楽が流れるという“生演奏”は珍しいと思いますし、見ている人にも演じている人にもきっと心地いい空間になると思います。また、夏目漱石ということで硬いイメージがあると思うのですが、音楽、映像と共に朗読を聞くというのは、堅苦しさがなく登場人物の心情を感じることができると思いますので、ぜひ気軽な気持ちで見に来ていただけたらうれしいです。わたし自身としては、演出家さんと音楽を担当されているIZAMさんから「こんな声も出るんだね!」と感心していただいたお母さん役ということで、自信を持って新しい一面をお見せできると思います!

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

朗読劇「こゝろ」
12月18日~12月23日(祝・月)
※柴小聖出演は、12月19日(木)夜7:00~、20日(金)昼3:00~
東京・新宿 全労済ホール/スペース・ゼロ

公式HP http://officeendless.com/rlt/kokoro/

画像一覧
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  • 朗読劇に初挑戦する柴小聖
  • 【写真】「着物姿でお母さん役を演じますので、新しい一面を見てもらえると思う!」と意気込みを語る
  • 「どちらかと言えば束縛するタイプかもしれないですね」と告白
  • 「声だけでお母さん役を表現できるようにかなり研究しました」とコメント
  • 「ぜひ気軽な気持ちで見に来ていただけたらうれしいです」とアピール
  • 舞台稽古のもよう
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