林遣都&野村周平が南米チリへ! 砂漠に咲く花園と世界一美しい星空を追い求めて奔走!!
TBS系では、南米のチリ共和国で、陸路3000km以上を走破しながら奇跡の光景を追い求めたドキュメンタリー「チキュウノハテ~星降る砂漠と幻の花園・南米大陸へ~」を1月25日(土)の昼2:00から放送する。
CBCテレビ(中部日本放送)制作の同番組の舞台は、先住民族の言葉で“世界の果て”を意味するという説もあるチリ。北部に位置するアタカマ砂漠は、アンデス山脈と太平洋岸に挟まれて南北1000kmにわたり、地形上ほとんど雨が降らないため“地球上で最も乾燥した砂漠”と言われている。今回、林遣都と野村周平が、リポーターとしてアタカマ砂漠へ。林は数年に一度しか咲かない花を探し、野村は世界一の星空を求めて、それぞれ過酷な土地を駆け巡る。
林が探すのは、数年に一度しか見られないという花園。アタカマ砂漠にも、過酷な環境に適合して自生する野生の花・ワイルドフラワーが咲くが、霧も雨も発生しにくい気象条件のため、いつどこで咲くか全く予想ができないという。林は現地の専門家に話を聞きながら砂漠を巡り、ついに“キングオブワイルドフラワー”と呼ばれる、岩場や崖にしか咲かない花を見つける。さらに、砂漠を歩き続ける林は、なかなか目にすることができないガラデレオンという赤い花や、乾燥地帯だからこそ見られる“七色に光る砂漠”に出会う。
一方、野村が求めるのは、乾燥した気候が生み出す世界一美しい星空。平均標高2000mのアタカマ砂漠の中には標高5000mの山が存在し、光害もなく、乾燥した気象のため空中に不純物が浮遊しない。世界一澄み切った星空が広がることから、日本も参加する国際共同プロジェクトによって“アルマ望遠鏡”が設置され、天体観測が行われている。そのような条件下で満天の星空と出会った野村は「自分がちっぽけに思えた」と、体験者ならではの感想を語った。さらに野村は、高地の温泉を体験するほか、スノーボーダーとして多くの賞を受賞した技術を生かして、砂漠でのサンドボードにチャレンジする。
番組MCは松岡修造とSHELLYが担当し、解説役として、国立天文台の石黒正人名誉教授と中央大学理工学部の西田治文教授が出演。今回番組では、日没の瞬間に太陽が見せる緑の光“グリーンフラッシュ”を撮影することに成功。天文台を設置するためにアタカマ砂漠で1年半暮らしたことがある石黒教授は、現地滞在中にその光景を目にすることができなかったため、貴重な映像に興奮の表情を見せた。また、西田教授は「砂漠に咲く花が小さいのは、早く咲いて受精して種を残すため」「カラフルなのは、短期間で虫に受粉してもらうため」と、色とりどりの花が咲く理由を、過酷な環境と関連付けて解説した。
また、収録を終えた一同は、番組の見どころやについて、それぞれメッセージを語ってくれた。
「自然が相手でコントロールできないからこそ『奇跡』という言葉が出てくる。現地の人でさえ『見つけるのは無理だろう』というものを探しに行ったことが大きいですね。若い二人も好奇心を持って探索していたし、いろいろと感じたことも多かったと思います。ロケに行った彼らになったつもりで番組を見てもらえば、皆さんも何かを見つけたいと思うきっかけになるのではないでしょうか。僕らがまだまだ知らないことは多いです」(松岡修造)
「普段のロケと違って、行っても見られるかどうか分からないロケというものの魅力を感じました。結末が分からないロケVTRなので、ドキドキしたし、生々しいドキュメンタリーだと思いました。(野村)周平くんが大自然の温泉を見つけて、最初は入ることに躊躇していたのが、温泉に入ってみて“今すごい経験をしている”を分かってくる様子が面白かったです。素晴らしい映像を、若いお2人の目線で見ることができました」(SHELLY)
「1週間ほど旅して、寝る間も惜しんで花を探しました。ガラデレオンなど、ここでしか生息しないという花を見て、命というものを感じました。花探しは途中何度も希望が薄くなり掛けたけど、時間の限りやり切ったので、ぜひ結末を見てほしいです」(林遣都)
「20歳になって初めての仕事が『チキュウノハテ―』で良かったです。台本もなく数名のスタッフだけで行きました。探すものが見つかるまでの過程も面白いと思うので、ぜひ全部見てほしいです。大きな経験を人生の節目でさせていただきました」(野村周平)
1月25日(土)昼2:00-3:24
TBS系にて放送