北村一輝が英語でスピーチを披露! 国際派俳優の一面をのぞかせる!!
映画「KILLERS/キラーズ」の日本外国特派員協会上映会イベントが1月24日に都内で行われ、主演の北村一輝と共演の高梨臨、監督のティモ・ジャヤント氏が上映会後の記者会見に登壇した。
日本×インドネシアの初の合作映画「KILLERS/キラーズ」は、東京とジャカルタを舞台に“殺し”に魅せられた二人の男の狂気を描いたサスペンスドラマ。野村(北村)は女を捕らえては残忍な方法で殺害し、その様子を撮影したものをインターネットで公開していた。インドネシアでジャーナリストをするバユ(オカ・アンタラ)が、動画サイトにアップされた野村の殺りく映像を目にしてしまったことから、自身も“殺し”にどんどんのめりこんでいく。
上映会後の記者会見では、ティモ監督が「私の作品をご覧いただき、ありがとうございます。かなり長い作品なので、皆さんに最後まで見ていただき、大変うれしく思っております」と感謝の気持ちを述べた。
続いて、作品内でも英語のせりふがあり、流ちょうな英語を披露している北村が、ティモ監督同様に英語であいさつ。「I'm not a Killer. I'm Kazuki Kitamura.」(私は殺人者・キラーではありません。私はカズキ・キタムラです)とジョークをとばし、報道陣の笑いを誘った。
また、今作への出演について北村は「日本人ではない外国人の方の演出を受けるということが、僕にとってはすごく刺激的だったので、(出演の)話を受けました。ただ、最初はちょっと脚本を理解するのが難しくて、監督にこの映画をなぜ撮るのかということを確認しました。この映画で何を伝えたいのか? その監督の答えでこの映画にチャレンジすることを決めました」と明かした。
一方、高梨は「“チャレンジ”な企画だと思ったんですけど、私の役はバイオレンス的な描写がなく、何の抵抗もなくクランクインしました。完成した作品を見たとき、最初は怖いなって思う部分は正直あったんですけど、2回目に見たときにバイオレンス映画の中にエンターテインメント性を感じて、怖いだけじゃなくだんだんワクワクしてきました」と作品の印象を語った。
最後に、北村は「ラストシーンでちょっと“緩く”なるところがあったりするんですけど、僕も見たときに笑いそうになって、『ここで笑っていいのかな?』って思って見てたんですが、それが全部監督の計算上というか、センスというか! すごく良いシーンだと思っています」と、期待を抱かせた。
2月1日(土)よりテアトル新宿ほかで全国公開
※R-18作品