相棒は“父”渡部篤郎! 佐藤健が初の刑事役に

ドラマ

2014/01/30 18:33

佐藤健がフジテレビ連続ドラマで初主演を務めることが決定！ 4月期火曜9時ドラマ「ビター・ブラッド」で初の刑事役に挑む。

共演の渡部篤郎は、佐藤演じる主人公・夏輝の父親で銀座警察署刑事一課に所属する変人のベテラン刑事役を演じる。本格的な共演は初めてとなる佐藤と渡部による、最悪で最高な親子バディ刑事がコミカルな掛け合いをしながら事件を解決する!?

原作は雫井脩介の同名作品(幻冬舎刊)。新人刑事の佐原夏輝が初の現場でコンビを組んだのは、少年時代に別離した実の父親・島尾明村。夏輝は反発しながらも、刑事としてのあるべき姿を明村から学んでいく…という傑作長編ミステリー。

主人公・夏輝は、困った人を放っておけない誠実で優しい性格の持ち主で、気持ちが入りすぎて本気で涙を流してしまうこともあるが、いたって普通の現代人。皮肉にも、少年時代に別離して以来犬猿の仲である父・島尾明村が所属する銀座警察署刑事一課に配属され、よりによって父のバディにされてしまう。佐藤は今回の主演決定について「凸凹な親子のバディのお話、ということで脚本を読んでとてもワクワクしました。僕自身、子供のころに『踊る大捜査線』('97年、フジテレビ系)を見て警察官に憧れたことがあったので、そういう意味でもとても気合が入っています」と語り、初の刑事役に意欲を見せた。また本格的な共演は初となる渡部について「渡部さんは、本当にスーツの居住まいが格好良くて、ダンディですてき過ぎるお父さんです。スピーディーなストーリー展開と、親子のコミカルなやりとりをお楽しみ下さい」と撮影が始まって間もないが、共演シーンを満喫している様子だった。

一方、キザでプレーボーイふうな変わり者の父・島尾明村を演じる渡部。フジテレビの連続ドラマでは「美しい隣人」('11年)以来約3年ぶりの出演となる。ジャケットプレー（派手にジャケットを振り回しながら着用したり、バサッと広げて格好つけたりする行為）が得意でオシャレへのこだわりが強いベテラン刑事。変人すぎる言動のせいで周囲からは誤解を受けることもあるが、事件解決への情熱は仲間からも尊敬されている。夏輝の少年時代に家庭よりも仕事を優先する価値観の違いから離婚。以来、夏輝とは一回も会っていなかった。渡部は今回の出演にあたり、「このドラマは、エンターテインメントとして優れており、かつ脚本も素晴らしい作品です。それに負けぬよう、全力で頑張らせていただきます」と意気込みを。佐藤との共演については「佐藤さんが出演している作品をたくさん拝見しております。どんな役を演じられていても、言葉を発せずとも感情が伝わってくる、素晴らしい力を持っていらっしゃる方だと思っているので、今回一緒にお芝居をさせていただけることをとても楽しみにしております」と語っている。

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